キャッチャーのぼやき

  • kyogo
    2006年12月02日 02:43 visibility211

 私(捕手)は、試合中、主審に対して、「えっ、今のボール?」と思うことが、何度もあります。絶対に、それを態度に出してはいけません。その時、「キャッチングが下手でしたよね。」と言うようにしています。「えっ、今のボール?」と態度をあらわにして、周りにアピールしたところで、良いことは一つもありません。

 気づいてほしいのは、その行動が、自軍のピッチャーにも、チームにも不利なイメージを持たせてしまうと言うことです。主審に対して、「さすがですね、すこし外れていましたよね。」の一言が言えるかどうかで、キャッチャーの資質が問われるのではないでしょうか。私自身、もっと若い時から、この意識があったら、勝てたこともあったのではと思うことがあります。もし、主審とうまく接することができたら、最後の最後に、「えっ、ストライクでいいの?」と思うことがあったような気がすることがあります。

 今では、主審と会話をしながら、試合をすることが、楽しいです。すると、主審から「今のやっぱりストライクかな?ごめん!」と言われることがあります。すると、今度は「これで借りは無しなっ。」と言われることもあります。審判にも、情はあるんだなぁといつも思います。試合の後、わざわざ主審を見つけにいって、「お疲れ様でした。」と挨拶をしにいくこともあります。また、主審として、試合に出てくるかもしれませんので、是非、次回はごひいきにと言う気持ちですが・・・。

 これって、野手あがりの選手では、この感性を指導しづらいのでは・・・・。

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