プレミア第5節 マンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッド

新監督同志のマンチェスターダービーということで注目していたのだけれど、意外や意外、圧倒的な力を見せつけてシティが完膚なきまでに我らがユナイテッドを叩きのめすという悪夢のような展開。

それにつけてもユナイテッドの守備陣の酷いザルさと集中力の無さはいかがなものか。圧倒的なポゼッションと、テンポのいいパス回し、あれだけアグエロやナスリに好き勝手やらせて呆然と眺めているだけ。これは情けなさすぎる。



さらに、モイーズ監督の無策ぶりには怒りを通り越して呆れ返ってしまった。

ワタシがファギーの信奉者だった、ということを差し引いても、あんな無能な采配で激しいプレミアを勝ち抜けるわけがない。

4-0になった段階で、ナニにしろ、チチャリートにしろ、香川にしろ、どんどん投入してダービーマッチにふさわしく、プライドを掛けてゴールをを取り返しに行くべきなのに、カードを余して終了の笛を聞くとは！！

いったい何を考えているのだろう？？



シティは確かに強かった。それはペジェグリーニのフットボールが昨シーズンのマンチーニサッカーとがらりと様相を変えたこともあるが、なにしろ躍動感がある。楽しそうにサッカーをしてやがる。悔しいなぁ。



唯一、ルーニーのフリーキックが、まるで針の穴を通すような凄まじい精度でゴールに突き刺さったことが、ファンにとっての救い。

ファンペルシーがいなかったとはいえ、チチャリートやナニ、香川をピッチに送り込んでおけば違った展開もあったはず。いずれにせよモイーズの罪は重いし、正直言ってファギーの跡を継ぐにはちょっと荷が重いんじゃないだろうか？？

なんにせよ、がっかりした。ホント、がっかりした。