明日は日航機墜落事故から２１年

　２１年前の１９８５年、僕はつくば科学万博で、２１世紀の未来を幻想のように、妄想

のような空想を本当に実現すると思う少年だった。

　その頃、僕は地区のソフトボールで、レギュラーとなり、野球に興味を持ち始めて

居た頃だった。

　少年の僕が初めて見たのは、その前の年、西武球場の西武ライオンズ対阪急

ブレーブスだったと思う。一緒に居たおじいちゃんは、阪急の投手が山田久志だ

から、勝てないかもしれないといっていたのを鮮明に覚えています。 

　８５年は好きだった田淵幸一が引退して 、非常に悲しかった覚えがあります。

以前に、乗せた秋山幸二さんのサインをもらったのもこの頃でした。

　そんな夢と希望に満ちていた少年だったあの時に、日航機墜落事故はおきました。

　その年、西武ライオンズはリーグ優勝しました。セントラルリーグは、阪神タイガース

が優勝、そして、日本一となりました。

　その日航機には、当時の阪神球団社長が乗り合わせていて、帰らぬ人となりました。

　シーズンも中盤を過ぎ、大切な時期、社長の死がタイガースの勢いを加速させたの

じゃないかなあと思いました。

　もう、あの年に生まれた人は２０歳を超えてしまったのですね。

　最近、年をとったのかなと思うときがあります。いろいろな事件や事故、出来事が

つい最近のことだと思っていたのに、１０年とか２０年とか経っていると気が付いたとき

です。

2001年（５年前）

　　９．１１。ヤクルト日本一。長男が生まれました。

1996年（１０年前）

　　私が浪人の末に、やっとこさ、大学に滑り込む（ヘッドスライディングです）

1995年（１１年前）

　　阪神淡路大震災　オリックスが日本一

　　地下鉄サリン事件

なんか、直ぐ昨日のような気がしてました。

僕も社会も日本も変わって、しまっているのだろう。

あの頃から、変わっていないのは、野球に対する情熱だけかもしれない。

　亡くなった方、ご冥福をお祈りいたします。