デッドボールで大騒ぎ。別バージョン(妄想ネタ)

満員の東京ドームで事件は起こった。

「ぐっ…!」
兄貴の後頭部に死球が当たった瞬間、レーツェル監督がベンチから血相を変えて飛び出して来た。
「きゃあっ!知憲さんになんてことを!」
レーツェル監督は動揺しつつも愛する旦那の傍に駆け寄り、彼を心配する。

「知憲さん、しっかりして!」
「っ………」
「そんな…いやよ、目を覚まして知憲さん!死んじゃいやぁ!」

今にも泣き出しそうなレーツェル監督をよそに、兄貴は頭をさすりつつゆっくりと上体を起こす。

「…おい、レーツェル…頭に響くからあまり騒いでくれるな…俺がこんなもんでくたばる訳がなかろう…」
「…良かったぁ!もう心配したんだから〜うわぁぁん!」
「だから泣くなレーツェル…頭に響く…。それと…勝手に殺すな…」


ずっと前にやった死球ネタの兄貴バージョン。うちの監督は兄貴を大事にしてるのでこんな感じになってしまいます。てか兄貴は今晩大変だろうなぁ…。私も後頭部強打の経験があるから、気持ちがよく分かります。

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