意外な趣味と片思い

真祐の別荘で自主トレ中の誠。
ある月夜の晩、美しいピアノの音色に誘われた誠はある意外な光景を目にする。
何と、ピアノを弾いていたのは誠の相棒の隼人だったのだ。


「はーくん…?」
「誠…起こしちまったか?」
「ううん。何だかドキドキして眠れなかったんだプニ。はーくんも眠れないの?」
「ああ、まぁな」
「ところではーくん、どうしてこんな時間に弾いてたのプニ?」
「ん?あ、ああ…真祐やカネに俺の趣味がバレたら冷やかされるのは目に見えてるからな。…それに」
「それに?」
「両親のことを…思い出してたんだ」
「そうだったんだプニ…」
「ま、見られたのがお前で助かったけどな」
そう言って苦笑いする隼人。


「ねぇはーくん、ボクのために一曲弾いて欲しいプニ」
「ああ、いいぞ。何がいい?」
「んーとねぇ…。じゃあさっきのもっかい弾いて」
「『月光』か?…いいだろう。ところで誠」
「どうかしたプニ」
「実は…いや…何でもねぇ」
お前の事が…と言おうとしたが、その先は言わないでおこう。

ちょっと気合い入れて書かせていただきました。「兄貴とレーツェル監督と愉快な仲間達で雪合戦、または新雪に足跡付けまくってはしゃぐ」なネタもやりたいんですが…さすがにまだ姫路では雪が降ってないので…ねぇ。
ちなみに隼人(ファルコン監督)はピアノやギターが趣味という設定をジガンに勝手に入れられてしまいまして…(笑)。なのでピアノネタで一本書いてみました。隼人→誠の片思い、みたいな。
…お願いだから必殺飛燕一文字五段蹴りとか入れないで〜!!

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