熾烈な女の戦い(妄想ネタ)

交流戦では今年初めての甲子園での戦い、相手は西武である。
監督はお互いに女性であるということで、いわゆる『女の戦い』として非常に人気がある。


「レーツェルちゃん、久しぶりだね！」
「誠、貴方も元気そうね！ところで隼人は元気？」
「勿論だよ。レーツェルちゃんの旦那様は元気？そう言えば、旦那様は2000本安打達成したんだよね。遅くなったけどおめでとう」
「ありがとうね。勿論元気よ、元気過ぎて困るくらい」
試合前のメンバー交換の合間に、二人はささやかに近況を伝え合っていたが、それもつかの間。


「そうプニか…さて、無駄話はこれくらいにしようね」
「そうね。今日は絶対に負けないわよ、誠」
「こっちだって負ける訳にはいかないよ、レーツェルちゃん」
「上等だわ」
一瞬にして場の空気が戦闘モードにチェンジした。

「それではメンバー表を…」
主審がメンバー表の交換を促す。その言葉を合図に、二人はメンバー表を相手に差し出す。
「分かりましたわ。はい、凪沙さん」
「ありがとう。はい、レーツェルさん」
「ありがとう凪沙さん。お互いにベストを尽くしましょう」
「お互いにね」

メンバー交換も終わり、二人はそれぞれベンチに戻っていく。
(今年は私達が勝ち越してやるわ…。誠、せいぜい覚悟なさい！)
(今年は絶対に負けない…負けたくない…レーツェルちゃん、今年のボク達の野球を見せてあげるよ！)

それぞれの思いを胸に、女達の戦いは幕を開ける。



来ました女監督同士の戦い(笑)。まずはフレンドリーに、それから戦闘モードにしてみました。心の中でメラメラ闘志燃やしてるわけね。
今日の妄想は「レーツェル監督vs凪沙誠監督 女の戦い2008」。
去年はお互い火花散らしてるみたいなミニ妄想だったんで、今年はちょっと気合い入れて書きました。まぁ交流戦が終わったらいつもの仲良し二人組に戻るから安心して(笑)


オイラは西武の選手ではG.G.佐藤やナカジが好きです。だけど、阪神戦では活躍して欲しくないな〜という、何だかちょっと複雑な気分です(笑)