日本のバスケットボールはどこへ転げ落ちていくんだろう

先日、国際バスケットボール連盟(FIBA)が、日本バスケットボール協会に対し、無期限の資格停止処分を科すと発表した。

国内に併存するナショナル・バスケットボール・リーグとターキッシュエアラインズbjリーグの統一などの改革案を日本の協会が期限までにまとめられなかったことが直接的原因だ。

資格停止期間が解除されない限り、日本代表チームは、男女ともあらゆる国際試合に出場できないこととなった。

対応が遅れれば遅れるほど2016年のリオ五輪への予選も出られない。

6年前から指摘されていた数々の問題や指摘項目事項を、日本の協会の関係執行部組織が何もまとめることができず、逆に役員内のトラブル、協会内の不協和音だけが露になっていた。

役員も何もせずに辞任を繰り返すなど、失態・醜態をさらけ出し、限界であることも事実だ。

選手の立場、国際的指摘よりも旧態的な組織がそれぞれの利権に甘んじた結果だろう。

プロ組織、実業団組織それぞれの立場はあるかも知れないが、今こそ文部省やオリンピック協会等の力を加え、新たな執行部を立ち上げて、速やかに組織の枠を無くし、FIBAが納得する組織への体制替えに取り組まなければらない。

急いでほしい。

このままだと、若いバスケットボール選手も競技から離れるなど、選手の夢、希望も持てない時代が来る。

東京オリンピックの出場も断念せざるを得ないかもしれない。

そんなことにならないよう、早期に現行の日本のバスケット協会を解散させ新組織の設立。

プロ野球やサッカーなどを参考に、ナショナル・バスケットボール・リーグとターキッシュエアラインズbjリーグの強制的な統一を図るなど対応を進めてほしい。

選手が可哀想だ。

桜花学園の井上真一先生も嘆いているだろうな。

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