ようやく狩野に“外野コンバート”プラン
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そらまめ
2010年04月11日 07:25 visibility32
出場機会が無いことから、2軍で実戦感覚を養うことを理由に、1軍選手登録を抹消された狩野。
早速、「6番・捕手」でファームのゲームに先発出場している。
今後も、捕手としての1軍復帰を視野に、出場試合を増やし、調整を図るそうだ。
しかし、ゲームでは早速不用意なパスボールを犯したり、1軍の先発として獲得したスタンリッジを十分にリードできなかったり。
捕手としての捕球・リードという一番重要なポイントで、その能力の低さを改めて露呈、顕著にしてしまった。
だが、打者としては、走力に加えて持ち前の打撃力は健在だったそうだ。
その出場試合でソロ本塁打や中前打などで2安打1打点の成績。
そして、終盤にライトを守り、06年9月20日のウエスタン中日戦以来、約4年ぶりに外野の守備に就いたらしい。
この外野での起用意図は、平田監督によると 「1軍からの指示。」。とのこと。
どうやらゲーム中に1軍とやりとりし、狩野の状況を伝えるなかで、指示があったらしい。
ファームとしては、将来を期待される若手を育成するなかで、狩野だけを捕手として優遇するわけにもいかない。
他の若手にも出場の機会を与えないといけない。
狩野の今後について「捕手。外野の併用?そういう機会もあると思う」としている。
現状、1軍は桜井をスタメンから外し、藤川俊介や葛城などをスタメンで起用するなど、ライトが固定しきれていない。
いよいよ1軍から、狩野の外野コンバートプランが指示され、動き始めたのかもしれない。
しかし、遅いよな。
狩野の出番が無くなるのは、城島獲得時点で明らかだったはず。
それを見越して、打撃、走力に魅力を持つ狩野を、外野も出来るように早くから動いて置くべきだったんじゃないのか?
狩野のためにも、狩野より捕手としての魅力をたっぷり持つ若手を育成するためにも、コンバートはやるべきだ。
後手後手の阪神、今季を象徴しているようだ。
- 事務局に通報しました。
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