本当にいままでありがとう

私にとっての2009年のプロ野球が終幕した。

今朝、自宅周辺に吹き抜けていた風はまさしく冷たく・・・その秋風に憎たらしさを感じた。

そして、悲しいかな別れを告げるこんな日がとうとう来てしまった。



































本当に、別れは寂しいものである。











今月に入り、別れを付ける出来事が日々続いている。











まさか、本当に別れを告げなければならないなんて、あまりにも寂しい。


本当に今までありがとう。













自分の意思で、ファンに囲まれて引退できる選手は少ない。



華やかなフィナーレの陰で、毎年何十人もの選手が静かに、ひっそりと球界を去っていく。



そんな中、阪神が、2003年に首位打者、05年には打点王に輝き、リーグ優勝に大きく貢献した今岡誠内野手に戦力外を本日通告した。



これを受け、今岡選手は、兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見を行ったそうだ。



「現役にこだわる。自分の気持ちをもう一回すかっとさせたい」と現役続行の希望を明言した。



自由契約選手となり、今後は「誘っていただける球団があればお話ししたい。なければ、最後はトライアウトを受ける。決まるまで最大限努力する」とまずは国内球団から移籍先を探すそうだ。


虎の星野・岡田常勝時代を支えたスラッガー今岡誠選手。



しかし、右手中指のバネ指を手術した2006年以降、不振に陥った。



真弓新監督の下、今年は代打の切り札として期待された。



だが、タイトルを取ったあの当時の本来の輝きを取り戻すことが出来ず、6月4日に降格して以降、2軍戦に出場することもほどんどなく、ファームで練習を続けていた。



球団は8月に、来季のチーム編成において『構想外』との判断を下した。



ただ、チームの功労者だけに、引退をして花道を飾るか、年俸の大幅ダウンなどを条件に来季も阪神で戦うかを本人に打診したそうだ。



これに対し、今岡は態度を硬化させ、熟慮の末、事実上、引退勧告を拒否した。



球団が用意した引退試合の幕引きのシナリオを拒絶するかのように、阪神から離れることを決断した。



ファンに愛された虎のスター。



新たな輝ける道が開けることを期待したい。



阪神での夢・希望をありがとう。

さらば虎の今岡誠。










追伸、シーズン終了に伴いハンドルネームを変更しました。































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