接戦を制すもやはり不安要素大

リーグ戦の後半戦が始まりましたね。
我らのタイガースは、中日との戦いで再スタート。しかも、ナゴヤの陣。
前半最後にも、ウィリアムス、橋本健の離脱。福原の無期限調整抹消。
金本の怪我・・・・
不安を抱きかかえたままの終了で、投手陣の台所は後半の再開においても火の車の状態だ。
しかし、リーグ優勝を狙うためには負けられない首位との一戦。
重要な戦いの昨日の初戦を、選手たちの勝利に対する粘りと気合、その結集で結果が出た気がする。

初回、主砲アニキ金本のタイムリーでまず1点を先制。
しかし、2回に、後半は主戦として期待されるジャンがボーク病再発。
それに乗じ中日は井上のタイムリーで同点。やらなくてもいいタイムリーだった。
さらに3回にもやってはいけない失策で勝ちされた。
5回には、矢野くんの3号ソロで2−2の同点に追いついたものの、6回には荒木、井端のタイムリーで4−2と勝ち越される嫌な展開。
1点差の3−4にし、8回に矢野、藤本の連続適時長打で5−4と逆転したときは、KF万全なリレーで勝利につながると誰もが思っていた。
しかし、久保田が林の守備の乱れととともに井端に3塁打を許し、ウッズに甘い球をセンター前に運ばれ同点。
5−5の9回。マウンドは竜の守護神の岩瀬。
1死二塁から代打狩野の二塁打で1点を勝ち越し、さらに2死一、二塁から、これまで不振にあえいでいたシーツの二塁打で2得点。
結局誰もが驚く岩瀬攻略が成功しなければ、この試合はわからなかった。

守備のミス。久保田投入の逃げ切りに失敗した。
頼みの球児も無得点に切り抜けたものの、最後にノーアウト満塁の一打サヨナラのピンチを作ってしまう。
ジャンの腰の違和感も心配だし・・・
両チームの勝利への執念が、両チームのミスや快打を醸し出したのかもしれないが、阪神にとって危ない接戦だったことは否めない。
不安要素がいっぱい膨らんだ一戦だった。
阪神のほうに、終盤の粘り方、その執念に分があったといえる勝利だろう。

しかし、苦手のナゴヤで初戦勝利は大きい。
借金も2に減った。
なんとか今月中に借金を返済し貯金を作るためにも、このナゴヤの陣、もう1勝は必須。
ボギーや下様下柳の快投に期待したい。
頑張れタイガース。

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