前川勝彦元投手のチャレンジはまだ続いている
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そらまめ
2008年12月21日 09:23 visibility361
2007年1月に無免許でひき逃げ事件を起こし、解雇された元オリックスの前川勝彦投手。
今年2月にはナショナルズとマイナー契約を結び再び野球を復活させる道が開けたかに見えた。
しかし、結局就労ビザが発給されず、メジャー挑戦の願いは叶わなかった。
http://baseballsns.jp/member/204/diary/36423/
http://baseballsns.jp/member/204/diary/35019/
そんな前川が、この1年も野球浪人として練習を積みつづけ、約1年半のブランクをものともせず、この度、カージナルスとマイナー契約を結んだらしい。
前川は、11月下旬からドミニカ共和国のウインターリーグに参加し、カ軍のトライアウトを受けて見事に合格し、契約したということだ。
前川は現在、カージナルスの要請で、ベネズエラのウインターリーグに参加中だとか。
1年半のブランクを埋めるべく、汗を流しているという。
あの事件の裁判の後も「僕には野球しかない」と野球の継続と復活を誓った前川。
カージナルスは、昨年冬に一番はじめに前川に目をつけた球団でもある。
今年はじめには、マイナー契約で大筋合意した経緯もあった。
しかし、前川が起こした「無免許ひき逃げ事件」に関するカージナルスの所有文書の中で「飲酒運転だった」との事実誤認があり、契約書へのサイン直前の土壇場で契約が決裂となっていた。
それから、ロイヤルズと契約、しかし野茂のからみもあり、一転ナショナルズとマイナー契約となった。
就労ビザの問題で結局は願いが叶わなかったが、複数の球団が彼に興味を持ち続けていたのは事実のようである。
あの事件で自ら日本球界での活躍の場を失った前川、野球を諦めきれず、その反省を踏まえ、自ら違う働き場所を勝ち取ろうと果敢なチャレンジをいまも続けている。
マイナーキャンプからスタートする前川が、メジャー昇格を果たせるのか、見ものである。
今度こそ、米での就労ビザが発給されると良いのだが・・・。
それにしてもカージナルス。
FA中の川上、上原に興味を示し、ドジャースを退団した斎藤にも興味を示しているという。
来年は、日本人投手陣でチームが成り立つ勢いになりそうだな。
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