お疲れ様、関川浩一選手

楽天の関川浩一外野手が今季限りで引退するそうだ。
桐蔭学園高校、駒澤大時代を経て1990年のドラフトで阪神タイガースより2位指名を受けプロ入り。
俊足巧打の捕手として早い時期から注目を浴びた。
阪神時代は、俊足巧打を生かす意味から、捕手と外野手を兼任するシーズンもあったり、完全に外野手へのコンバートする案が出たりして、起用法が一定ではなかった。
 98年に久慈照嘉と共に、大豊泰昭・矢野輝弘との交換トレードで中日へ移籍。
ナゴヤドームに適応できる野手として外野手専任となり、当時の星野仙一監督から重用された。
１９９９年にはベストナイン、オールスターゲームにも1995年、1999年に出場している。
さらに1993年には、捕手としても、捕手シーズン最高守備率（1.000）を記録している。
2005年からは、新球団の楽天でプレー。
千葉マリンスタジアムでの千葉ロッテマリーンズとのシーズン開幕戦に1番レフトで先発出場。
新球団「楽天」の記念すべき1人目の打者となっている。
通算記録は、1406試合に出場。 1128安打、打率.286、24本塁打、324打点
愛称は「せきさん」。
阪神、中日、楽天で常にチームを引っ張ってきた。
今期はマー君の教育係も買って出ていたという。
引退は、体力の限界だという。
その人柄からコーチ業を経て将来のプロ野球指導者となることは間違いないだろう。
お疲れ様、せきさん。
記憶に残る選手の一人です。