おめでとう！黒田博樹投手

プロ１１年目、鯉のエース、広島の黒田博樹投手が男を上げた。
今日、思い出の東京ドームで読売打線を失点２で抑えて完投勝利。
この勝ち星が、彼にとって通算１００勝目となったそうだ。
昨オフ、フリーエージェント権を行使せず、生涯広島を宣言し残留した。
広島の黒田を応援してくれるファンが、自分に注いでくれた熱い思いを、逆にファンに返したい。
その熱い思いで、男の気持ちを伝え、そして今季もここまで不調のチームの中、孤軍奮闘チームを支え続けてきている。
そんな彼が初勝利を上げたのは、プロ入り２年目の１０年前、１９９７年４月２５日、この東京ドームの巨人戦であった。
専大からドラフト２位で入団した黒田が、広島カープの押しも押されぬ大エースになると言うことを、この時点で誰が感じたであろうか。
おめでとう、黒田投手。
熱いカープファンの気持ちがなかったとしたら、もしかしたら今ごろは甲子園で縦縞を着て、虎ファンのためにがんばってくれていたんではないかと思うと、とても悔しいが、これも１つの節目。
３２歳の黒田にとって、この100勝も通過点であろう。
これからも、セ・リーグを代表する右腕として、さらに成長し、カープを支えつつ、200勝を狙ってほしい。
頑張れ黒田博樹。おめでとう黒田博樹。