甲子園9/14〜17遠征記 �
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そらまめ
2007年09月20日 00:08 visibility24
9月15日早朝。ホテルを出発。
目指すは、若虎の虎の穴、鳴尾浜球場だ。
甲子園への遠征時は、絶対に鳴尾浜球場、「タイガース デン」を訪れることにしている。
たとえファーム本体が遠征していても、居残り組の若い虎戦士を見たい。
私は、タイガースの若い選手が大好きなのだ。
いつか上に這い上がってやるという強い意志。
必死で球にくらいつき、エラーしてもこれでもかこれでもかとノックを受け続ける。
そういった鍛錬を積んでいる若虎たちがいつの日か、一軍の晴れ舞台に登場するとき。
「あの時のあの頑張りを見せ付けてほしい。」
「よくここまで頑張ってきた。」
「このチャンスを逃すな」
と、応援できる時が本当に楽しみなのである。
今シーズンは、桜井広大がチャンスを掴み、葛城育郎が這い上がり、狩野も3番手捕手ながら一軍に定着した。
庄田や坂も一軍に登場した。
彼らが1軍の舞台に上がってきてたとき、本当に嬉しく、ますますの精進を期待している。
さて、朝8時半過ぎに、昨夜悔しい酒を共にした仲間と甲子園駅で合流。
鳴尾浜に向かった。
今回も2軍の本体はウエスタンリーグの中日との戦いで愛知へ遠征しており、主だった選手は不在である。
我々と志を同じくする熱心な虎ファンが球場にちらほら顔を覗かせる10時前頃、2年目の大橋君、ルーキーの大城君を先頭に選手たちがグランドに出てきた。
3番目に出てきたのは、エスティ。ジャン投手だった。
20人前後の選手がグランドに集まり、ストレッチから基礎運動、キャッチボールなどを消化していく。
主だった居残り組は、投手陣が中心だが、一軍を経験した小嶋君や岩田君などの姿もあった。
選手たちがキャッチボールをしていた頃、ゆっくりと1人の選手が現れた。
軽くストレッチをこなし、後は黙々と外野のアンツーカーを走る。
それは、林威助選手であった。右肩を負傷し調整中の林君。
その動向も気になるところである。まずは元気そうにランニングをしている姿を見て少しほっとした。
投手陣が、連係プレーを絡めたノックを受ける頃、林もキャッチボールを始めた。
この日は、その姿を遠くから見ることしか出来なかったが、徐々に実戦に向けての調整を始めていると言う雰囲気であった。
若い投手陣の中で光っていたのは、やはり若竹竜士投手だ。
1軍を経験し、中国での全日本デビューも果たした。動きも雰囲気も、2年目の今年はその成長を凄く感じ取れる存在だ。
辻本も、3年目。15歳ルーキーで入団したときの体と比べると、その成長は凄い。
今年は2軍のゲームも数多く投げ、もう少し球にスピードがつけば、同年代の楽天のマー君などと対等に戦うことが出来るかもしれない。
あと2年、体をさらに磨き上げてほしい。
気になったのは三東。今年の春のキャンプで肩を再故障。
年齢的にももう後が無い・・・・一体どうなるのか、不安に感じた。
そしてジャン。
風貌とは違って気さくな人柄だ。連係プレーの練習後、スタンドから話しかけると笑顔で対応してくれた。
実績がある選手だけに、今後どうなるのか見守りたい。
バッティング練習では、大橋君がマスコットバットながら、外野スタンドにポンポンと打球を運んでいた。
去年からみると、打撃力もアップしているようだ。
そんな若い選手たちの様子を見ているとあっという間に時が過ぎてしまう。
今日は、デーゲームが14時から。
いつもの観戦仲間との待ち合わせの時間も刻々と迫ってくる。
名残惜しさもあるが、翌朝もまた来ることだし・・・・
正午前に甲子園へと再び戻ることとした。
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- 事務局に通報しました。
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