最高のドラマならず・・・

甲子園球場。
明日１０月１日から改修工事が始まる。
今の姿の甲子園として、最後の戦いとなった昨日の阪神。
最高な締めを飾れる野球を魅せてくれることを期待していた。
しかし、今年の戦いぶりを象徴するような完敗だった。
序盤で先発が崩れ、大量失点。
その時点でチームの勢いも失せてしまい、打線もつながらない今年の野球。
甲子園での最終戦まで、その戦いぶりを継続してしまった。
先発の福原。序盤から球が高めに集まり、連打を浴びる。
２回途中６安打４失点・・・・。
打線も勢い無く、新人宮崎に、７回まで無得点。
８回に桧山、今岡のタイムリー等で２得点を挙げたが反撃が遅過ぎた。
本来は虎のエースとして大車輪の活躍をしなければならなかった福原。
シーズンを通してほとんど働けなかった福原もふがいない。
最後まで存在感を出せなかった。
金本、赤星、林、今岡・・・そして鳥谷。けが人が続出している今年の阪神。
オールスター以降、気力で、連勝を重ねてきたが、その反動はやはり大きすぎるのか。
クライマックスに出場できても、満身創痍のチーム状態。
竜や兎を蹴散らして、勝ち進むと言うことは、なかなか難しいのかもしれない。