次世代の若虎
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そらまめ
2007年05月29日 01:15 visibility839
次世代の若虎
今回の今シーズンの初遠征で、毎度のことながら、虎戦士の育成の場所鳴尾浜球場にいってきた。
4年ほど前の鳴尾浜のことである。
当時、喜田剛選手、桜井広大選手などの力強い打撃に注目が集まっていたが、そんなときに目に付いたのが、背番号38.
そう、現在の31番、林威助選手だ。
守備は全くのへたくそ、投げ返すボールもどこに投げているのか判らないコントロールの悪さ。
桜井、喜田も当時から守備は上手くは無いが、それ以下のレベルに感じた。
しかし、バッティング練習になるとその輝きは違った光を放っていた。
他の選手とは比べ物にならないほどの長距離砲。
放つ打球のほとんどが、外野のネット直撃。
度肝を抜かれた。守りさえ上手くなれば、絶対に1軍で通用するバッターだ。
当時からそう感じていた選手である。
そして今、決して守備は成長してはいないが、チャンスをものにしてその打棒で1軍のレギュラーを手にした。
さて、今の若虎たち・・・
そういった輝きを放てる選手がいるのだろうか。
今回の鳴尾浜で感じたこと。
確かに守備の上手い選手が多くなった。
しかし、どの選手もどこと無く小粒で、ユーティリティープレイヤータイプという感じの選手ばかりのような感じがした。
タイプ的には、秀太、上坂太一郎、藤原通といったタイプの選手といえば判るだろう。
荒くれていても、バッティング練習で、フェンスオーバーを連発できる選手というのは今のファームの中では目に付かなかった。
足が速く、シャープなバッティングをするという小粒な選手ばかりな感じだ。
3拍子揃った優等生タイプというよりか、何か1つ飛びぬけたものをもっているという選手がいない。
ベテランが多い今の1軍。まもなく昇格のチャンスが一杯有る。
未来を担う次世代の虎戦士には、やはりパワーヒッターが不足していると感じた。
鳴尾浜はなかなか投手の投球練習が見られず、野手陣の練習だけに目が行ってしまう。
今度は投手陣の様子も見てみたいものだ。
画像は、ひろたろうが期待する選手のほんの一部
高橋勇丞外野手
現在のファームの中では1発を期待させる選手のひとり。
でもまだその素質を開花しきれていない。
こじんまりとまとまるより、打撃を磨いてパワーヒッターに成長してほしい。
前田大和内野手
守備だけを見れば即1軍。ようやく打撃に目覚めてきた感じがする。
機関銃のように、ヒットを打てるようになれば、鳥谷選手を脅かすことは間違いない。
小宮山慎二捕手
肩、キャッチングだけを見れば阪神の中ではナンバー1の捕手であろう。
リードもよく研究してきているし成長著しい。
しかし、課題のバッティング。なかなかこちらが向上しない。
打ち込みを増やし、ウエイトでパワーをつけ、もっともっと攻撃力を見につけて欲しい。
山田真介外野手
喜田選手との交換トレードで阪神にやってきた。
今のファームの中では、実力は上位だろう。
彼もパワーヒッターでは無いが、その足、守備、シャープなバッティングは赤松真人外野手と良い競争が出来ると思う。
赤星選手もうかうかしていられない存在になって欲しい。
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