指揮官の気迫
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そらまめ
2007年06月09日 00:05 visibility31
今日も打てない我がタイガース。
オリックス平野佳投手の前に、7回まで2安打。
不甲斐ない屈攻が交流戦後半になっても続く。
これを見事に覆したのが、指揮官自らの気迫だろう。
鳥谷のバントで、オリックス捕手日高と交錯。
バントで球を打ち上げた鳥谷は確かに不甲斐ないが、指揮官岡田監督が、これが守備妨害と判定されたことに怒りの猛抗議。
就任4年目の岡田監督が現役時代を含めて初の退場処分を受けた。
この男気に応えられなければ、虎戦士ではない。
(退場後のチャンスに代打ででてきたベテランはもう問題外であるが・・・(苦笑))
最終回、林が、自分をずっとスタメンで使い続けてくれている岡田監督に恩返しの一打。
オリックス先発平野の前にプロ初の1試合3三振を喫していた林が、指揮官の気迫を受け、1死一塁で迎えた4打席目に見事に左翼線に流し打った。
そして、金本の敬遠で満塁とし、藤本が押し出し四球を選び同点。続く鳥谷の押し出し死球。
林の一打がサヨナラ劇を呼び込んだと言える。
プロ初登板初先発で好投を見せた上園。
彼も試合を作った大きな原動力だ。
序盤に崩れる先発陣の中、1軍初登板とは思えないほどいいピッチングをした。
1回表に北川の犠飛で先制を許したが、粘りの投球で5回を投げ、1失点。
将来の虎投の中の先発陣に加わるだろう片鱗を見せてくれた。
これを自信につなげて、今度は初勝利をあげてほしい。
負けが先行の阪神であるが、セリーグが全般的に低調であるためか、この勝利で広島を抜き3位に浮上。
ラッキーとしか言いようが無いが、今日の指揮官の気迫を糧に、明日からまた勝利の道を歩み続けてほしい。
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