高校サッカー決勝続き　

昨日も決勝を見に国立へ行きました。準決勝で青森山田を見たときは個人技の上手さに圧巻で厳しい戦いになるのでは・・・と思っていました。前評判も青森山田のほうが上でしたし、客観的に見ている人は青森山田が優勝すると思っていたでしょうね。
決勝での学院は最初からガツガツ攻めていました。気持ちの強さも感じられました。
前半の早い時間にキャプテン碓井くんのゴールで先制！学院の応援席のすぐ隣に座っていましたが、みんな総立ちで大騒ぎ。まさかこのまま終わるわけないと思っていましたが守りきり、1−0で山梨学院が優勝しました。なんか夢を見ているような感じでした。
正直組み合わせが決まって、1回戦で強豪野洲高校と当たったときから厳しいだろうと思っていて1回戦突破して驚き、ベスト8になって驚き、ベスト4になって驚き、まさかの決勝へ・・・電光掲示板の残り時間がなくなりロスタイムに入ってもまだ信じられず「これを耐えれば優勝だ」なんて思っていながらも信じられず、終わった瞬間は思わずウルウルしてました。
碓井キャプテンは、選手交代する選手に歩み寄り抱きしめていました。
優勝後のインタビューでは「試合に出ていない部員全員に優勝を捧げたい」と言っていました。試合に出ても出なくても毎日同じ練習をしてきた仲間を讃えられて、さすがキャプテンだな〜と感心しました。
横森監督が韮崎高校の黄金時代にベスト4、準優勝・・・成し遂げられなかった優勝を、山梨県勢初の優勝を手にすることが出来ました。
私がずっと昔から見ている高校サッカー選手権。まさか私が生きている間に優勝できるなんて思ってもいませんでした。しかも国立で瞬間を見れるなんて幸せでした。もう二度とないかもしれません。県代表になるのも大変なのに、全国でも勝ち抜いて優勝するなんてスゴイ快挙です。高校生はみんなこの選手権のために3年間頑張っていると言っても過言ではない大会だと思います。

去年はヴァンフォーレで悔し泣きばかりしていたのに、新年にこんなに嬉しい涙が流せるなんて思ってもいませんでした。まだ信じられない気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。山梨の誇りです。