琵琶湖ホールに行ってました

昨日は　ここ

滋賀県は大津にある「琵琶湖ホール」に行っていました

都山流尺八奏者で　作曲家で　東京芸大の教授でも有った山本邦山さん

の次男さんが　

滋賀県の　筝曲「正派白菊会」の三代目家元にならはった　

その襲名記念音楽会

邦山さんは　滋賀県のお琴の家に生まれて　ご自身は尺八　奥様が筝曲を

そして　今回　次男さんがお琴の方を継がれた　と言うことらしい

私のお琴の仲間のＮさんが　

いつも　この白菊会の会員の方からチケットを２枚プレゼントされるので

私　もう何回も連れて行っていただいています　[d136]

今回は　正派（生田流筝曲の流派の一つ）の家元　中島靖子さんご夫妻も客演される

と言うことで

何とも贅沢な演奏会でした

そうそう　中島靖子さんと言えば　凄い流派のトップではありますが

その中島さんも　この方の三味線と歌の素晴らしさには　おそらく敬服しておられたでしょう

その方とは、、、

何を隠そう

我々の先生

（明治４５年生まれ　９０歳で亡くなる　その２ヶ月前まで演奏しておられました）

京都生まれ　京都育ち

６歳からお琴と三味線を始められ

養父が　九州から盲目の三味線の名手を招かれた関係で

途中から「九州系の地歌」に変わり

いうなれば　「九州系を京都風に味付けした演奏」　かな？

先生の　美声と歌の上手さと三味線の見事さ

（ツボが外れる事は殆どありませんでした）　

は

単なる　「古典芸能」の域を出て

誰が聴いても感動する

「芸術」でしたね

少なくとも　私はそう思っています　[d227]

昨日の演奏　

全員が見事に揃っていて　指が魔術師のように動き　音程も確かで

「参りました！」

この一言しか出てきません

我々　素人が　音程も不安定に　ヨタヨタドタドタと弾いている

そんな世界とは　天と地ほどの差が有りました　[d234]

でも、、、良い刺激になりました

（歌は、、、、、う～～～～ん　この世界は歌の達人が歌うとは限らないんだ、、、ひょっとしたら　努力しだいで私も多少は、、、、これ位には行くかもなぁ、、、、）

なんて　錯覚して帰りました

錯覚でも良いんだわ　ちょっとは刺激になった　[d229]

まあ　本当に贅沢な演奏会で　実質５時間　ぶっ通し

曲数にして

ええ～～～っ　[d276]

１８曲！！

スポーツ選手も大変やけど

５時間　椅子に座りっぱなしで鑑賞する聴衆の気力も大変なものでっせ　ほんま