プラン通り・・・

チェルシーは90分間狙い通りに試合を進めていた。

前半早い時間にエッシェンのスーパーボレーで先制
メッシに決定的な仕事をさせず守ってカウンターの姿勢を貫いた
さらにはアビダルが退場となってもなお守るサッカーを続けた

その結果バルサの枠内シュートは0

決勝の舞台はすぐ目の前まで来ていた

アディショナルタイム・・・スタンフォード・ブリッジに悲劇が起った

この日全くいいところがなかったダニエル・アウべスからようやく精度のいいクロスがあがった
一度はクリアしたがこぼれ球をうまくつないでイニエスタのミドル

GKチェフは届かなかった
最初で最後の枠内シュートは無残にもゴールに吸い込まれた

1−1。アウェーゴールでバルセロナが勝ち上がった

試合後、テリー、ランパード、ドログバが主審のもとへ駆け寄った
数々の不可解な判定に納得がいかなかったのだろう気持はよくわかる
PKでもおかしくない場面が3回もあったが笛はならなかった
主審も雰囲気に呑まれ冷静でいられなかったのかもしれない

決勝はユナイテッド―バルセロナ。ドリームマッチが実現した

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