
優勝決定戦
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藤沢メダカ
2008年12月22日 00:40 visibility81
今日の試合に勝利し、チームが所属する私設リーグ(4チーム)で優勝した。
12月21日、こんな時期まで、大会を行っているなんて…。
リーグ戦終了時、同率で並び、優勝決定戦だと盛り上がりながら、天候に恵まれず、今日まで延期を繰り返したのだ。
集合は8時半。
未だ寒い時間だと思い、防寒着で固める。
海岸沿いにある中学校が会場。
車を降りるとプ〜ンと潮の香り。
そして暖かい。本当に今日は12月21日か!?
まるで早春、更に春一番を思わせる強い風。
今年からチームに所属。
しかしまるで打てていない。
チームでの成績は、17打数2安打。
規定打席(?)に達しているメンバー中、ビリだ!!
優勝決定戦と言うことで、ほぼ全員が集まると聞いていた。
恐らく控えは確実だろう。
「でも、こんな私を1年間、ほぼフル出場で使ってくれたチームに応援という形でも恩返しをしなければ」、そんな思いで駆けつけた。
相手チームも気合いが入っている。
アップの体操は円になって、まるで武道家のかけ声だ。
登録メンバー全員が集まるはずだったこの試合。
他のメンバーも日記で記している通り、一番この試合に闘志を燃やしていたpapaさんが欠席。
皆も「papaさんの分まで!」と燃えていた。
スタメンの発表である。
「DHはあるのかな」密かに期待していたが…。
「2番、ライト」
何とスタメン、しかも2番バッターだ。
この大事な試合に、こんなに打っていない私を、他のメンバーを差し置き、出場させてくれる…。
首脳陣に、心の中で感謝した。
しかし同時に、思ってもいなかった「スタメン」に異常なまでに緊張してしまったのだ。
『絶対負けられない試合→優勝決定戦』
『papaさんの欠席→代わりの出場→無念を晴らす』
『外野泣かせの強い風→エラーできない』
『全く打っていないここ最近→今日こそは絶対打つ』 etc.
スタメン発表の瞬間、私の脳裏に浮かんだプレッシャーは、キリがないほどだった。
先攻で始まった試合。
まずは、yamacさんの先制打。
相手のエラーもあり、3塁へ。
いきなり「大チャンス」
イメージは、ライト前にクリーンヒット。
現実は、サードゴロ。
しかし、後続のメンバーの活躍で、1点先取。
1回裏、相手チームの攻撃。
ピッチャーは、今年も大活躍のIさん。
年齢は私より上だが、野球のセンス、運動能力は抜群だ。
前回、同じチームを相手に完封している。
「風は強いがライトだし、そんなに守備機会もないだろう」と、タカをくくっているととんでもない事態が…。
相手の1番バッターは左。
「もしかしたらくるかも」
そう思った瞬間、スカーン。
「えっ、ボールはどこ??」
打ち上げたのは分かった。
内野?外野?前?後?
やっと見えた、ライン際の大飛球。
大きく打ち上げた分、間に合う距離だ。
しかし、一瞬、見失ったことに焦った。
ダッシュでボールの下に。
「よしっ、う〜、入ってくれ〜」
グローブには入った、いや、当たった。
そう、土手に当たって、転々と転がるボール。
「待ってくれ〜」
追いついて必至に投げたが、2塁セーフ。
先頭バッターに2塁を献上。
何とも情けないプレーだ。
打てない上に守れない。
すぐにでもベンチに駆け込み、交代したい気分になった。
しかし、今年の野球をこんな形で終えるわけにはいかない。
次は絶対捕らなくては。
せめて、このランナーが生還し、同点になるのだけは止めなくては。
その後、ちょっと記憶がとぶが、気が付くとワンアウトと1・3塁。
バッターは4番だ。
1点は確実かと思われた次の瞬間。
1塁ランナーが飛び出した。
ここで誘い出し、3塁ランナーが突っ込むのか?
いや、単なる盗塁失敗、牽制でアウト。
あれっ、でも3塁ランナーも飛び出しているぞ。
ボールは、2塁からホームへ。
送球がやや逸れて、微妙なタイミング。
判定は??
「アウト!!」
ゲッツーだ。
良かった0点だ。
何とか私のエラーが点に結びつくことは回避された。
ベンチに戻り、メンバーに頭を下げる。
しかし、皆の反応は…。
「風が強いからながされちゃうよね」
→いえいえ風のせいではありません、一旦はグローブに入っていました。
「1本捕れば落ち着くよ」
→まだ出ていていいんですか。
しかもピッチャーのIさんには
「良かったよね。あれで点が入っていたら、あなたがつらいでしょ」
と慰められた。
今までも何回か、エラーでピッチャーの足を引っぱった経験がある。
そんな時、決まってピッチャーは憮然としている。
「ふざけんな」までは言われないにしても、頭を下げてもノーコメントだ。
エラーしてピッチャーに気を遣ってもらったのは初めてだろう。
このチームのムードは最高だ。
その後もライトにボールは飛んだ。
何と5回も。
うち、明らかなヒットは1本。
突っ込んで後ろに逸らしたものが1本。
逆に、突っ込まず前に落ちたものが1本。
アウトにしたものが2本。
何ともライトの当たりデーだった。
結果は、3-1。
相手に与えた1点は、上記した守備が絡んでいる。
結局、私の守備で1点は与えることとなったが、勝ったこともあり、爽やかに終えることができた。
今思うと、あの1回裏が全てだったと思う。
あそこで同点、または逆転されていたら…。
優勝はどうなっていたことか…。
優勝で締めくくることができた1年。
自分の結果はどうあれ、優勝に変わるものはない。
来年こそは活躍します。
これからもよろしくお願いします。
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- 事務局に通報しました。

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