巨人のチームつくりとは
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BAYすき
2006年11月27日 22:58 visibility30
FA宣言をしている門倉に巨人が興味を示し始めました。(獲得意思表明?)
下位に低迷するチームで2年連続2ケタ勝利で先発中継ぎ押さえができて年棒が7〜8千万円の投手は魅力的にみえたのだろうか。門倉という投手をどうこういうつもりはあまりありません。
気になるのは巨人というチームの存在。
今年のドラフトのとき、たしか育成に力をいれるといっていたような。その割りに毎年峠を迎えたFA選手を貪る。今年はおまけにトレードでも鴨志田・長田というよだれがでそうな素材の若手選手を手放す。
このチームはなにをしたいのだろうか。球界の盟主然としたいのなら逆に巨人で峠を迎えた選手を他のチームに供給するくらいの度量がほしいものだ。(すこしいいすぎか)
でも、V9を境に各チームの戦力均衡が図られ各球団の努力もあって連覇が難しい実力拮抗した質の高いスポーツリーグになってきた時、たまたまサッカー、ラグビーやモータースポーツなど魅力あるスポーツの知名度・見る機会が増えてきてプロ野球が一番好き!という人が少なくなってきた。それを「巨人が強くないからプロ野球人気が落ちた」などとばかげた発想をした人々が、巨人に戦力が偏るようなFAや自由獲得枠などどう考えてもプロ野球界全体にとってよいとは思えない制度を確立してきた。
事実は違うかもしれないが、少しプロ野球が好きな私の目にはそうとしか見えないのです。
チームは何年かに1回優勝できればすごく楽しいと思う。それまでは自前で生え抜き選手を育てて強いチームになっていく。そんなプロセスがファンはとても楽しいのではないだろうか。
毎年優勝しなければならないなどといって毎年各チームの主力選手をかき集め気がつけばオールスターチームの出来上がり。その中にドラフト期待の星は何人いるのでしょう。
巨人は、確かに憎らしいほど強い存在でいてほしい気持ちもあります。
でも、今の巨人のチームつくりは、「そんなことしてまで」と思えるし、「なんでこんなチームにいきたがる選手がいるのだろう」と思えてしまいます。プロ野球に燦然たる歴史を誇るチームなのだからもっとファンの目線でのチームつくりをしてほしいものです。強ければいいなんてファンは、もうそんなにいなんじゃないかなぁ。。。
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