
「ゴルフ場の価格設定」つづき
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かわかみ屋
2011年03月29日 22:30 visibility120
なぜゴルフ場の価格設定がこんなにも異常なのか?
それにはこんな理由があります。
以前、
ゴルフ場一つ作るのに大体50~80億円掛かりました。
100億円以上かけたところもありました。
こんな大きなお金を会員権という実態のない紙切れで集めました。
18Hで1ホール100人として、募集会員数1800人。
一口280万円~500万円で回収完了。
もちろん、利益もしっかり確保。
うるさい会員相手にプレー料金やレストランで儲けようなんて
最初から考えていません。
そんな手間のかかる小さな商売は眼中にありません。
後で返すから、とりあえず出しといてネ。悪いようにしないからネ [d136]
ということにして。。
でも、ゴルフ場開発業者には
預り金を返す気なんてさらさらありませんでした。[d276]
というか、返せるはずが無いことはハナからわかってました。[d232]
利用料金では何年かかっても50億円は返せません。
さんざん使った後ですから。[d138]
それに、18Hにはどんなに入れても1日200人しか入らないのですから。
運営費も年に5億円以上掛かりましたし・・。。[d156][d156]
お金が全然貯まりません。
だから民事再生法が適用されるなんてホントに摩訶不思議です。
完全にですから。[d153]
ところで、
ヨーロッパはゴルフ場ひとつ8億円前後で作ります。
今、外資が日本で買う場合10億前後。
近場では榛名の森が7億、沼田スプリングスは格安の1500万円との噂も。
結局、今までも今も日本のゴルフ場ビジネスは間違っているということです。
間違った土台の上にビジネスを組み立ててきましたから、
価格設定も何もかも間違わないはずがありません。
アンコントローラブル、ダッチロール、ノープラン・・・。
もうムチャクチャでござりまする。
これが実態です。
だからゴルフ場業界の人たちは
文字通り、泣きながら身を削って、安売りしています。
そんなこんなで、
本物のゴルフクラブ、
真にメンバーのためのゴルフ場をつくるには
今はかなりチャンスです。 [d1]
- 事務局に通報しました。
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