
地震とサッカーと東電
-
-
BEARS
2011年04月06日 14:06 visibility641
この度の大震災により急遽仕事が入り日記・記事が書けませんでした・・・[d223]
今回約1ヶ月ぶりの更新になります。
まず初めに、この度の災害により被災された皆様、また不幸にもお亡くなりになられた方々へ心よりお見舞い・お悔やみ申し上げるとともに一刻も早い復旧・復興を願ってます。
なぜ震災で仕事になり日記・記事が書けなったかと言うと、3月11日の地震発生後に知人のボランティア団体等からの要請があり被災者及び関係者の為の情報サイトを作成し、運営・関連情報の収集に日々を費やしてました。
少ない情報かもしれませんが、必要な方は情報の一つとしてご活用下さい。
また、周囲に情報を必要とされてる方がおられたら教えてあげて下さい。
『東北地方太平洋沖地震 関連情報リンク』
http://www1.tlp.ne.jp/the-bears/higasinihondaisinsai.html(短縮URL http://p.tl/oUcy)
さて、ここからが本題なのですが、震災情報を収集している中でこんな気になる記事を見つけました。
『東電と日本サッカー界の関連記事(ブログ等)』です。
ご存じの方もおられると思いますが内容を紹介致します。
『福島原発に対する日本サッカー界の責務(FOOTBALL WEEKLY)』
http://p.tl/k-4P http://p.tl/FAyY
『16年前、日本サッカー界は東電に130億円の借り』
http://p.tl/XLBb
等など・・・・です。
記事の元となるソースは、1995年に『週刊プレイボーイ』(集英社)の3月7日、14日発売号に2回にわたって掲載された調査レポート『サッカーW杯誘致と原発の談合構造』と題されたものです。
簡単に内容を説明すると『ナショナルトレーニングセンター(現福島Jヴィレッジ=参照 http://p.tl/fRtb)の建設費約130億円を原発増築の地域対策費として東京電力が負担・肩代わりした』というような内容のものです。
この記事の中で当時の日本サッカー協会の事務局長T氏は『原発と絡めるとややこしくなると思っていましたけど、東電からは原発の増設とは関係なくやりますと聞いています。とにかくNTC建設は、ひたすら我々の悲願なんです』と答えています・・・。
当時の東電の荒木清社長の談話(朝日新聞の取材)で、後に東電としてこの談話は否定される事になりますが、『最終的には首都圏の消費者の方にご負担していだくことになるであろう』と述べ、『電気料金に上乗せする考えを示した』とあり、また東電の幹部は『130億円は発電所を作るために必要な金額だった。わかりやすくいえば地域対策費ということになる』と話していたそうです。
記事を読めば読むほど『んっ?』って感じですね・・・[d223]
ちなみに『Jヴィレッジ』の役員は
代表取締役社長
佐藤 雄平(福島県知事:参照http://p.tl/D0FC)
(↑県知事ですが個人名で代表です。普通なら代表は個人名ではなく『福島県』もしくは『県知事』ではないでしょうか・・・。東電との癒着と私欲の臭いがプンプンですね・・・)
代表取締役副社長
高田 豊治 (常勤・元日本サッカー協会理事:参照http://p.tl/VAO3)
皷 紀男(東京電力株式会社取締役副社長・東京電力女子サッカー部マリーゼ代表 Wikipedia掲載無)
取締役
野崎 洋一(福島県 企画調整部長 Wikipedia掲載無)
小倉 純二(財団法人日本サッカー協会会長・東アジアサッカー連盟会長 参照:http://p.tl/t-Ti)
中野 幸夫(社団法人日本プロサッカーリーグ専務理事・元アルビレックス新潟代表取締役社長 参照:http://p.tl/Rpo5)
大仁 邦彌(財団法人日本サッカー協会副会長 参照:http://p.tl/PvqE)
田嶋 幸三(財団法人日本サッカー協会副会長兼専務理事・元古河電気工業サッカー部 参照:http://p.tl/cr0m)
清水 正孝(参照:http://p.tl/a8kg)
(東京電力株式会社取締役社長・日本経済団体連合会副会長・日本原燃会長・電気事業連合会会長・日本広報学会会長)
川淵 三郎(財団法人日本サッカー協会名誉会長・元古河電気工業サッカー部 参照:http://p.tl/0amO)
岩崎 邦男(古河電気工業株式会社 CMO兼輸出管理室長兼エネルギー・産業機材カンパニー長 Wikipedia掲載無)
松井 敏彦(東京電力株式会社 理事立地地域部福島事務所長 Wikipedia掲載無)
小池 良介 (常勤 Wikipedia掲載無)
監査役
柏原 昭夫(新常磐交通株式会社取締役 Wikipedia掲載無)
安斎 隆(株式会社セブン銀行代表取締役会長 Wikipedia掲載無)
主要株主:日本サッカー協会・Jリーグ・福島県・東京電力等
日本最高峰のサッカー施設での経営体制において『日本サッカー界』と『東京電力』が深い関係であることが見えてくる内容です。
『古河電気工業』も『日本サッカー界』と『東京電力』との関わりがある事もわかります。
また、『東京電力』は『政界・マスコミ・メディア』に強力な影響力を持つ事でも有名ですね・・・。
上記を踏まえ考察(全て私の個人的思想ですが)してみると
『日本サッカー界と東電は少なからず何等かの関係にあり、また、政界・マスコミ・メディアに強力な影響力を持つ東電は日本サッカー界に圧力をかける事は容易。』
と思えてくる内容。
清水正孝東電社長が会長を務める日本広報学会は『ACジャパン(公共広告機構)』とも密接な関係にあり、東電常務の西澤俊夫氏はACジャパンの理事を務めている。
皆さんもご存じだと思いますが『AC』の災害応援のCMにも日本の有名サッカー選手が出ていますね。
現在日本サッカー協会やJリーグが各地で『チャリティーマッチ』や『募金活動』を行っていますが、募金や収益金の行き先が不安になるのは私だけでしょうか?
今後、日本サッカー界と東電の動向は注意して見ていきたいと思います。
その他、サッカーと東電との関連記事では
『元東京電力社員・元女子サッカー部マリーゼ(現ジェフ市原・千葉レディース)「報道に腹が立つ。なぜ東電が叩かれる? 東電は悪くない」』参照記事 http://p.tl/HBDU ※本人ブログは記事消去
『F東京:関係する供出はすべて自粛?ユニフォームから「TEPCO」(東京電力の英語略称)が消える。」クラブハウスのある東京・小平市内のグラウンドの看板も撤去、公式HPのスポンサー一覧からも東京電力の名前を消している。ホーム味スタでの公式戦はピッチ看板も置かない予定』http://p.tl/eOMQ
『劣悪な待遇-東電が管理する広大な宿泊施設『Jヴィレッジ』にて雑魚寝させられる現場の隊員。原発事故に対処している自衛隊・消防作業員達の拠点になっている『Jヴィレッジ』にはきちんとした宿泊施設があるにもかかわらず客室には鍵がかけられ、必死で作業にあたっている自衛隊・消防作業員等はなんと施設内レストランや廊下の床に雑魚寝。しかも管理会社役員はスイートルームを使っている。理由は「荒らされるのを避けたい」。』ソース「週刊文春」 http://p.tl/Xref
等・・
気になったら読んでみて下さい。
日本サッカー界と東電に不穏な癒着が無い事を、いちサッカーファンとして節に思います。
※コピペ・転載はご自由にどうぞ
- favorite3 visibility641
-
navigate_before 前の記事
地震:J1とJ2のリーグ戦全試合を中止 12、13日
2011年3月11日 -
次の記事 navigate_next
小沢英明選手(GK)新加入
2011年4月10日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件