礼儀

礼儀については、このSNSの中でもよく見かけますが、昨日の甲子園観戦で気になったことを書いてみたいと思います。

第２試合の履正社×聖望学園の試合終了後、聖望学園が校歌を歌っていたときの事。
履正社側のアルプススタンドで大騒ぎしている集団が一つ。
正確なことは判らないのですが、どうやら履正社のOBのような、年代的には大学生くらいの１０名程の集団が、校歌が流れている中で何かを連呼して叫んでいました。
この集団は試合中の応援でも、所謂変なノリで応援していました。その時は、嬉しさや興奮で絶叫しているんだな〜という思いで見ていましたが、状況が変わってもその様子に変化がありませんでした。
選手が一所懸命なプレーを見せ、お互いに健闘を称えあった中で、勝利した聖望学園を賞賛するならいざしらず、自分たちのノリで騒いでいるのを見て非常に残念な思いをしました。
キツイ言い方をすると、こんな先輩がいてる高校は、「負けて良かった。」とさえ思ってしまいました。
高校野球を冒涜するような行為は謹んでほしいと感じた瞬間でした。


甲子園での観戦は、一人・友人同士・恋人同士・家族など様々な形があります。
そのなかで、親子連れの姿をよく見かけますが、お父さんはずっと高校生のプレーに熱視線を向け、子供は手元にあるPSPに熱視線を向け・・・。
お〜い、子供よ。眼の前で繰り広げられている熱いプレーは、テレビゲームよりもきっと面白いと思うよ。それも、来たくてもなかなか来れない人が多い中、せっかく甲子園に来ているのに・・・。


知ってる人は知ってると思いますが、甲子園の外野スタンドは、ナンパ目的の集団が多いです。
昨日の観戦中も至る所でナンパしてました。
ま〜、これも青春と言われればそれまでですが・・・
（別に負け惜しみじゃないですって！）


最後に礼儀ではないですが、昨日の試合で判定が変わったシーンがありました。
キャッチャーがフライを追いかけて、バックネット際でお手玉しながらキャッチ（！？）
主審の判定は「アウト」でしたが、すぐに１塁の塁審がタイムを掛け、２・３塁の審判を呼び集め協議した結果、ボールがネットに触れていたということで「ファール」に覆りました。
同じようなことをプロでも行なえば良いのに。と感じた瞬間でした。
人間誰しもミスはつきものなんで、それを認める勇気、それを訂正する勇気を持ってほしいものです。正しいことに覆るなら、選手・ファンなど誰も文句は言わないと思うんですがね・・・