中日・中田投手の好投をけなすつもりは全くありません。
ホント、お見事でした。
でも、この試合で勝敗を分けたのは運だったような気がします。


例えば、中田投手からこの日初めてのヒットを放ったのはアンディ・シーツ選手でしたが、
その打球を英智選手が前方にスライディングしながら、
ショートバウンドでグラブに収めることができたのに対して、
中田選手の打球は、同じようにスライディングキャッチしようとした
金本選手のグラブを掠めてヒット・・・タイムリーになってしまいました。
その後は心配しながら金本選手を見ていましたが、大丈夫なんでしょうか?
我慢強い、というよりやせ我慢するタイプなだけに気がかりです。
橋本投手が打たれて3点目になったタイムリーにしても、
サードとレフトの中間、しかもファールゾーンそばという、
狙って打てるのであれば全員狙いそうな場所にフェアで入るほど・・・


結果として大差がついてしまった試合でしたが、
チームの実力に大きな差はないと確信できる試合でした。


そんな試合でしたが、タイガースの選手は、いつも以上に
気合の入ったプレイを続出させて楽しませてくれました。
葛城選手の攻守。
福原投手の後を継いだ渡辺投手の3人斬り。しかも相手は竜のクリーンアップでした。
その後を継いだダーウィン投手も2イニングを6人で抑えます。
そしてさっきも挙げた金本選手のプレイ。
ここまで気合の入った金本選手の守備を見たのは久しぶりのような気もします(失礼)


そんな中、一番感動したのは、普段は「さるぅ」と野次ってる藤本選手。
7回、ヒットで出た矢野選手を1塁においた初球で試みたセーフティバント。
中田投手の速球に押されて失敗に終わりますが、
その後も何とか食いつこうと必死の粘りを見せます。
何もこの回だけではなく、この日の藤本選手は
中田投手に20球近く投げさせたのではないでしょうか?
でも、この藤本選手の粘りを活かすことができなかった。
それだけこの日の中田投手がすばらしかったということなのでしょう。
ただ、こういうプレイを続けていれば、必ず勝てる日は来るはずです。


9月27、28日には7月に雨天中止になった試合が組まれています。
前日、濱中選手にHRを浴びただけで敗戦投手になった小笠原投手も
リベンジの機会だと燃えていることでしょう。
タイガースはそれ以上に燃えてくれ!












































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