
キャプテンになれなかった日
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白人ゾンビ
2009年03月20日 20:11 visibility3060
僕は去年の9月下旬までH高校の軟式野球部に所属していました。
元々僕は小学校、中学校では野球部に所属しておらず、高校から野球を始めました。
同期も自分を入れて、3人しかおらず、ろくに練習もやらせてもらえなく、何度も挫折し何度も野球を辞めようと決意しました。しかしその度に自分が最高学年になってキャプテンになる姿を想像し、踏ん張ってきたつもりです。そして1つ上の先輩が引退した日、同期全員で監督のところにいきキャプテンを自分にしてもらえるように交渉しにいきました。そして監督は少し沈黙したのちにキャプテンになることを了承してくれました。あのときのうれしさは忘れることはできません。しかし次の日、監督は僕がキャプテンになることを撤回して、3週間弱キャプテン不在で新チームがスタートしました。そのキャプテンが決まっていない間、僕は必死にキャプテンになることをアピールし努力したつもりです。
しかし結局キャプテンになることは出来ませんでした、その日は本気で悔しく、涙が止まりませんでした。そして監督は僕をキャプテンにしなかった理由を「お前がキャプテンになったらチームが崩壊し、チームが終ってしまう」っとストレートに言われました。僕はレギュラーよりもキャプテンになりたかったため目標を失い、やる気も失い、軟式野球部を辞めることを決意しました
あとから分かった話ですが、監督は最初から僕をキャプテンになる気はさらさらなかったらしいです。
そして今、僕がキャプテンになれなかったことすら笑い話になっているらしいです。
僕はあの日を絶対忘れません。
今、僕は草野球チームの主将をやっています。軟式野球部では2度と主将になることは出来ませんが、このチームで主将をできていることを喜びに感じこれからも頑張っていこうと思います。
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- 事務局に通報しました。
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