大人の野球教室 〜キャッチボール〜
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Number10
2008年09月28日 00:48 visibility1649
先日の続き。
http://baseballsns.jp/member/899/diary/62712/
講師は大川章氏(元ヤクルト・日ハム)。
【握り】
まずはボールの握り方。ツーシームとフォーシームについて説明。
ツーシームは人差し指と中指の縫い目にかかる部分が2箇所になるよう、
ボールの縫い目に沿って握る。
フォーシームは上記2本の指が縫い目と交差するのが4箇所。
縫い目に対して垂直に指を置く。
キャッチボールと野手の送球など基本はフォーシーム。
人差し指と中指の間隔は指一本分。
広いとボールにかかる力がロスするので。一方、狭すぎるとコントロールが悪くなる。
親指は2本の指のちょうど反対側。ボールの中心にくるように添える。
で、握りに関して松沼雅之氏(元西武)から補足。
右投げの選手がフォーシームで握る場合、ボールの縫い目が「左右逆Cの形」でボールを持つ。
Cの形だと、人差し指が縫い目にかかる位置が中指より高くなってしまい、
縫い目にしっかり力が伝わらなくなってしまうから。
左投げは逆。
【投げ方】
脚を上げる際、重心は身体の中心に置く。
素人は後ろに傾きがちだが、上体をまっすぐに保つ。
テークバックで手を伸ばしながら横に広げるが、手のひら側(親指)が地面を向くことが大事。
手のひらが上を向くと、ヒジが使えないため。
トップ付近でヒジが曲がって、ヒジから前へ。ヒジが前に達したらリリースの際に伸ばす。
ここまで聞いて、実際に投げてみることに。
言われたこと自体は知っていたことだが、意識しながら投げてみると
動きがギクシャクしている感じがする。
狭いスペースに大勢で一斉にキャッチボールをしたので、
コントロールも気をつけながらなので余計に縮こまってしまって。
この程度でやりづらさを感じるなんて、いかに普段テキトーにやっていたか痛感。
2〜3分で一旦集合がかかり、脚の上げ方についてもう一度アドバイス。
脚を上げる際、外体重になってしまう人が多いがこれでは身体がユラユラして安定しない。
体の中心に体重がかかるようにする。
最後に、肩甲骨の固さの調べ方と改善の体操を教わった。
人呼んで「肩甲骨体操」w
1.顔の前で両手を合わせる。この際、指先からヒジまで左右きっちりと合わせる。
2.合わせたまま手を上に上げる。
3.痛くて上がらないところまで上げる。
4.肩甲骨を意識しながら、手を離して背中側に持っていく。
これを7回ほど。けっこうツライ。
ちなみに合わせたままでヒジが肩よりも上に上がれば「そこそこ」だとか。
講師の大川氏は、マスターズリーグで投げ始めた当初に肩の痛みを感じていたのが、
この体操を教わり、実践したところ肩の状態が改善したと言う。
次回「外野守備編」につづく
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- 事務局に通報しました。
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