鳥谷敬と言う男。

すごいんです。

鳥谷敬が今すごいんです。

今日の4安打で打率を.283まで上げてきました。
調子が悪かったと言っても、この選手はやっぱり3割近辺までもってきます。
そして、相変わらずの良い出塁率。
盗塁も6してます。

でも、違うんです。
守備です。守備なんです。

毎年毎年、ゴールデングラブに選ばれなくて
もう、ゴールデングラブの選出は無理だと思われてた鳥谷敬。

彼のゴールデングラブに嫌われた歴史をちょっとだけ振り返ります。

2006年。シーズン21エラーながら
490補殺というセリーグ遊撃手史上最高補殺を記録。
もちろんエラーが多すぎたために、選出されず。

2007年。すべてにおいて井端に完敗。

2008年。
シーズン15エラーながら、併殺107というすごい数字と
さらには簡易RF【(刺殺+補殺)÷試合数】において
遊撃手ではめずらしい5以上(5.13)を記録。
たしか全盛期の前横浜、現広島の石井琢朗以来だったはず。
しかし、プロ入り以来最低の守備しかできなかった井端に
ネームバリューで負け選出されず。

2009年。
どうしてもゴールデングラブがほしい鳥谷は作戦を変更。
どれだけ多くの打球をさばいても取れないゴールデングラブ。
エラーが悪いのか!と気付く。
そして結果、守備率.990 エラー7を記録。
このエラー7は土のグラウンドで年間フル出場遊撃手では史上初の快挙。
が、やはり井端の名前には勝てず選出ならず。

2010年。
井端不在の大チャンスの年。
が、この年に限って広島・梵が大爆発。
梵史上最高の数字を叩き出し、去年鳥谷が叩き出した
土のグラウンドでエラー7を叩き出す。
鳥谷もまたエラー7だったが、補殺・刺殺ともに梵に軍配が上がる。

そして2011年。今年である。
どうしても取れないゴールデングラブ。でも取りたいゴールデングラブ。
そこで考えたのであろう。
エラーを無くせば!そうだゼロにしよう!
それは簡単にできることではない。
が、我らが鳥谷敬は本気である。

そう。今日現在、阪神タイガースの試合数56試合。
怪我で守備をしてない試合8試合。
つまり48試合守備をした遊撃手。
鳥谷敬の現在のエラー数。
なんと0です。
ゼロです!!

今年こそゴールデングラブを取る気みたいです。

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