2月20日　今日の野球語録

　　【　ただ楽しもうとしている。　昇格して

これまでの苦労が報われただけでも、素晴らしいことだからね　】

―　リック・アンキール　―

　99年、19歳でメジャー昇格、そして20歳のフルシーズン1年目に

　11勝　7敗　防御率3.50に、リーグ2位の奪三振率9.98。

　当時のことは知りませんが、メジャー有数の有望株だったことでしょう。

　しかし、同年のプレーオフ。　プレッシャーに潰されたのか、

とんでもない暴投を、繰り返す投球を犯してしまいました。

　それから制球難に悩まされ、投手生命を断たれてしまったのです。

　引退を決意したようですが、周囲の説得により野手転向を果たす。

　それでも、次は故障に見舞われるなど、苦難の連続の野球人生・・。

　それでも、挫けずに07年に劇的なカムバックを果たします。

　野手としてのメジャーデビュー戦で、いきなり本塁打を放ち！！

　そして08年には、25本塁打　71打点の活躍を見せました。

　日本で例えれば、松坂が投手として挫折し、野手として復活した。

　ぐらいの衝撃でしょう。　【　天国と地獄をみた男　】と言われる

アンキールの復活劇は全米の話題になったようです。