終戦の日
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南南西
2007年08月15日 22:03 visibility49
最近の若い子は、戦争イコール第二次世界大戦……太平洋戦争とはならないらしい。
勿論、そうじゃない人も大勢いるだろう。
けれど、実際アメリカと日本が戦争をしたということを映画の中だけだと捉えていたりする人達がいる。
サッカーは関係ないって思わないでほしい。
ベルリンオリンピックで体格も技術も上回るスウェーデンを破った選手達の中にも、太平洋戦争に命を奪われた方々がいるのだ。
太平洋戦争だけではない。
かつて、美しさを誇った街のサッカー場にいつしか墓標が立ち並ぶようになったこともある。
サッカーをする楽しみ自体を奪われた国だってある。
サッカーの存在を知る術さえ奪われた子供達もいるのだ。
被爆。地上戦。
それだけでなく、たった一枚の紙切れで遠い生き地獄へと送られた人達がいることを忘れないようにしたい。彼らが残した悲しいまでの思いを、決して忘れてはならない。
いっそ、歴史は現在から遡るようにしてみたらどうだろうか。
少なくとも義務教育の間は日本史・世界史という括りをなくして、日本ではこういうことがあった頃、世界のどこそこではこういうことが起こっていた、というような学習にしてはどうだろうか。
まず、流れを知り、そして深部に入っていく。
流れを知ることによって、一つ一つの出来事の意味がより理解できるのではないだろうか。
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