アメリカ

 北京オリンピックがいよいよ開幕する。
 しかし、開幕を待たずに北京オリンピックは終わった感じである。
 全然大したことのないアメリカに負けてしまった。残るはナイジ
ェリアとオランダである。オランダに勝てる訳がない。ううむ。

 失点のシーン、長友が振りきられたのはしかたがない。それは試合
をやっていてよくあること。でも、マイナス方向に出したパスに、
フリーな相手が二人もいるってどういうこと。中盤の守りが全く機
能していない。中盤の底からゲームを組み立てるという気持ちは分
かるが、だからといって中盤の底の本来の役割がおざなりになって
いいのか。困ったものである。

 前半の右コーナーキックのとき、本田圭佑がショートコーナーを
使うが、やり直し。普通、相手も警戒するだろうから、やり直しの
ときはショートコーナーを使わないのだけれど、あえてショートコ
ーナー。いやあ、内田がワンツーで抜け出して、グラインダーのパ
ス。相手GKがさわったので、タイミングがずれてシュートに至ら
なかったが、めちゃくちゃトリッキーなコーナーキックだった。あ
んな複雑なコーナーキック、初めて見た。

 多分、こいつらこんな練習ばかりやっているのだろうなあ。こん
なトリッキーなプレーの練習をするより、反転シュートや、ワント
ラップシュートの練習に時間をかけたほうがいいのでは。

 相手GKが最初に映ったとき、「GKはオーバーエイジなんだ」と
つぶやいたら、アナウンサーがすぐ後のタイミングで「GKはオー
バーエイジです」と入れた。それを聞いたかみさんが、「なぜ知って
るの。詳しいね」と聞いてきたから、「いや、髪の薄さで、オーバー
エイジだと思って」と返す。
 後半、アナウンサーが、「GKはオーバーエイジではありますが、
実は24歳です」と話した瞬間、おそらくテレビを見ていた何人もが
「マジで〜」と叫んだだろう。もちろんわが家でもそういう反応。
 GKは、ロッペン系なのね。

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