オマーン

 オマーン戦は生観戦。定時に会社を出ても、キックオフには間に
合わない。しかし、ラッキーなことに、この日は終日社外で仕事を
していたので、早めに終わらせて、余裕で横浜国際競技場に到着。

 さて、試合。
 パスを出しても動き続ける。これが岡田監督の望む形なのかどう
か分からないが、縦へのワンツーよりも、横のワンツーが目立つよ
うに感じた。縦にパスを出し、くさびに当てて、自分は横に動いて、
相手陣形をずらしてパスを受ける。ショートパスだが、これを2、
3回連続決めると、相手ディフェンスを崩すことができる。そして、
逆サイドにボールを振る。なるほど、「接近、展開、連続」という
より「接近、連続、展開」って感じだが、こういうことをやりたい
のか。
 それには、確かに中盤に中村、遠藤、松井クラスを中盤に配置し
なければ、ショートパスの連続は難しいのかもしれない。
 今回よかったのは、最後までペースが崩れなかったこと。キリン
カップは、2試合とも後半は止まっていたから。

 雑感。
 河村隆一の国歌独唱。サポが一緒には歌い辛そうな音程及び抑揚。
まさに独唱って感じ。
 試合前の黙祷。この日に長沼氏が亡くなられたとは。JFAのスタ
ッフも大変だろうに。いや、それよりもまず合掌。スタジアムでの黙
祷の経験はほかにもあるが、今までで一番静かな黙祷だった。加茂監
督の解任あたりでは、相当いろいろ悪者になったけれど、今となって
は、黙祷の静けさが会場にいる人の故人への気持ちの現れなんだろう。
 2点目のシーン。座席からは反対側のゴールだったため、だれがヘ
ディングで落としたか一瞬分からなかった。ポジション的には玉田だ
が、玉田ってあんなプレーするかなあと思いつつ、スクリーンのリプ
レイを見たら、「何で闘莉王がそこにいるんだよ」と、あちこちから突
っ込みの声が。
 3点目のシーン。「右足かよ」とやっぱりあちこつから突っ込みの声
が。

 ともかく。
 W杯の予選は、やはり雰囲気が違う。選手入場のときは、気持ちが
高ぶる。やっぱり観戦は生に限る。

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