怪しいネタ・ロナウジーニョ!

  • ヒデ
    2007年06月29日 12:52 visibility43

ミランの周辺がにわかに騒がしくなってきた。カルロ・アンチェロッティ監督はチームに欠けているFWを以前から探し続けているが、今週木曜日にはサポーターの想像を大いにかき立てる動きが明らかになった。
 ロナウジーニョが水曜日の夜にミラノにやって来たというのだ。公のコメントでは、広告出演の仕事に加えて、ショッピングのためにファッション街を訪れるためだということになっている。

 とはいえ、代理人を務める兄のリカルド・ジ・アシスが、ロナウジーニョに同行している点に疑いの目を向ける者もいる。2人がこの機会を生かして、ミランとの接触を図る可能性も否定はできない。
 偶然かもしれないが、ロナウジーニョがミラノにやって来たのは、バルセロナがティエリ・アンリを獲得してからわずか数日後のことだ。この補強により、バルセロナの攻撃陣はこれまで以上に過密な状態となり、4人のFW(アンリとロナウジーニョのほか、リオネル・メッシとサミュエル・エトー)が共存できるかどうかという問題が生まれている。数カ月前から年俸引き上げの交渉を進めているリカルド・ジ・アシスは、この状況に顔をしかめている。

 バルセロナがアンリに1000万ユーロ(約16億5000万円)の年俸を支払う一方で、ロナウジーニョの年俸は700万ユーロ(約11億5500万円)にも届かない。意地悪な見方をするのはあまりにも容易なこと。そこにFWを探しているミランが介入してくれば、なおさらだ。

 しかしちょうど同じ日に、ミラノのレーガ・カルチョ(イタリアサッカーリーグ協会)本部前で、アドリアーノ・ガッリアーニ会長は、ミランがアントニオ・カッサーノに興味を持っていると話していた。カッサーノは移籍金ゼロでレアル・マドリーを離れられる可能性があり、今年1月にもミランへの移籍に近づいた経緯があった。

 ロナウジーニョはバルセロナの一選手としてショッピングのためにミラノを訪れただけで、ミランはカッサーノに目を付けている。公にはこういった状況だ。だが、水面下では、ロナウジーニョとミランとの合意につながる条件もそろっているに違いない。ショッピングをするのはミランの方かもしれない。

この話は多分ないでしょうね!

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