CL熱き戦いを期待!

  • ヒデ
    2007年08月16日 13:04 visibility40

チャンピオンズリーグは現地時間15日(以下現地時間)、予備戦3回戦ファーストレグの残り12試合が行なわれ、昨季準優勝のリヴァプール(イングランド)はヴォロニンの決勝ゴールでトゥールーズ(フランス)とのアウェイ戦に1対0と競り勝った。また、中村俊輔の所属する昨季ベスト16のセルティック(スコットランド)は、敵地でスパルタク・モスクワ(ロシア)と1対1の引き分けに終わり、アヤックス(オランダ)がホームでスラヴィア・プラハ(チェコ)に0対1と敗れる波乱も起きている。ロイター通信が伝えた。

 約3カ月前の決勝戦の記憶も新しいリヴァプールが予備戦に登場。アウェイでのトゥールーズ戦に臨んだ。ジェラードを足の故障で欠いたこともあり、なかなか思うようなサッカーができないリヴァプールだったが、43分、今季から新加入したヴォロニンが25メートルのミドルを叩き込んで先制。結局、これが決勝点となり、リヴァプールが1対0と先勝を飾った。

 リヴァプールのベニテス監督は、「彼はクオリティが高く、チームに違う動きをもたらしてくれた」と、ヴォロニンを称えた。さらに、「暑さとピッチコンディションのため、プレーするのが困難だったが、我々はプロとしての仕事をできた」と話し、最低限の結果をつかみ取った手応えを感じているようだった。

 一方、セルティックはアウェイでスパルタク・モスクワと対戦。21分にハートリーのヘッドで先制したものの、42分にパヴリチェンコのゴールで追い付かれ、1対1のドローに終わった。なお、先発出場した中村はフル出場を飾っている。また、ホームにスラヴィア・プラハを迎えたアヤックスは、61分にPKのチャンスを獲得したものの、フンテラールがこれを決められない。逆に76分、スラヴィア・プラハにPKを献上すると、これをカリヴォダに沈められて0対1と敗れた。

 このほか、アーセナル(イングランド)はセスクとフレブのゴールで2対0とスパルタ・プラハ(チェコ)に快勝。セビーリャ(スペイン)はルイス・ファビアーノとカヌーテが決めて2対0とAEKアテネ(ギリシャ)を寄せ付けず、ブレーメン(ドイツ)はダニエル・イェンセンの決勝弾で2対1とディナモ・ザグレブ(クロアチア)に競り勝った。

 ディナモ・キエフ(ウクライナ)は1対0とサラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を下し、フェネルバフチェ(トルコ)はアンデルレヒト(ベルギー)に1対0で勝利。チューリッヒ(スイス)はベジクタス(トルコ)と1対1で引き分け、BATE(ベラルーシ)はステアウア・ブカレスト(ルーマニア)と2対2のドロー。ローゼンボリ(ノルウェー)は3対0でタンペレ(フィンランド)を一蹴した。

 また、宮本恒靖、三都主アレサンドロの所属するザルツブルク(オーストリア)は1対0でシャフタール・ドネツク(ウクライナ)を破っている。三都主はこの試合欠場となった一方、宮本がフル出場を果たした。

 なお、予備戦3回戦セカンドレグは28日から29日にかけて行なわれる。 <!--- __entry_body_end__ --->

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