京都サンガ J1昇格への道。 監督編
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リオネル
2007年12月15日 16:53 visibility124
どうも寒風吹きすさぶ、ここ京都は寒いです。
お天気はいいですが・・・、怠惰な生活を送っております。
さて、タイトルのJ1昇格への道。にまつわる様々なエピソードをあまり報道されていない内容を中心にテーマ別に分割しながら紹介して行こうと思います。
サンガサポ以外はつまらない内容かも知れませんがよろしくです。
昨年J1でチームが低迷するなか、京セラの稲盛名誉会長は氏が主催している稲盛塾の塾生でもある岡田日本代表監督に相談をもちかけた・・・
当時は勿論、岡ちゃんもフリーで経営学やリーダー養成を主眼とする稲盛塾には4年ほど前から所属しているらしい。
稲盛さんいわく真面目で真剣で優等生の評価を得てます。
そんな、ある日に会長じきじきに岡ちゃんに相談を持ちかけたらしい。
そんないきさつを先日のアワードパーティーで話されてました。興味津々で聞き入ってましたが・・・
選手は頑張っている、美濃部君も精一杯やっている、だが結果がでない。
憔悴しきっている美濃部君を見るのは忍びない・・・
チームを建て直し、監督の支えになれる適切な人物がいないだろうか・・・・
岡ちゃんは「わかりました。捜してみます。少し時間を下さい・・・」
で、加藤久さんを紹介されたんですね。
早速、稲盛会長はQさんと面談したらしいんですが30分ほど話しただけで稲盛さんは心に響くものがあったのでしょう。その場で依頼したらしいです。
ま、それでQさんのサンガ入りが決定したんですが、フロントとして迎えたわけです。
時期社長候補として、それなりのポストを用意してね・・・・
でも、その後色々と役職が増えていき、チーム統括。コーチ。総監督・・・・・
結局現場に首突っ込むのかい!ってサポ間にも不審感があったし、実際チームに入られてからは、オフェンス面は美濃部さん、ディフェンス面はQさんみたいな分割指導が暫く続きました。
練習試合を見ていてミノさんがピッチにあれこれ大声で指示出してます。その横でQさんがボソボソとミノさんに耳元で呟く。それをまた声にしてピッチに送るミノさん・・・
なんか違和感かんじてました・・・・
やがて選手間にもどちらの指示に従えば分からないときがあると言う声が出始めてました。
サンガのコンセプトってなんなんでしょうか?
はっきりとしたサンガサッカーのカタチはなかったんですが、ひとつは「しっかり守って高い位置でインターセプトして手数をかけない攻撃」みたいなのが主流となりつつありました。
そんな美濃部サッカーが機能しなくなりはじめJ1昇格と言う目標からはたとえ上位にいても厳しい現実でした。 実質サテメンバーで挑んだ天皇杯。明治大学によもやの敗戦・・・
美濃さんの解任は決定的となりました。
そして、後を引き継いだQさん。救いは開幕当初からチームを見ていたこと・・・
フォーメーションがミノさんの4-4-2から4-3-3へ・・・
固定化していたメンバーを若手の起用とか活性化をはかり、サプライズな布陣で快進撃とまでは行かないまでも楽しいサッカーを魅せてくれた。
入替え戦の最終戦広島ビッグアーチでの後半。
防戦的なサンガが守備の主体でもある斉藤に替えてアンドレを投入した時にはビックリしました。
それはDFの角田もビックリしたと言うくらいの采配でした。
ま、何はともあれ昇格を決めたサンガ。
苦しい試合の連続だったけど、唯一誇れることは、連敗しなかったこと。
優勝した札幌、2位のヴェルディでさえ連敗していたのですから、あかんなりにも要所要所は負けなかったことが大きかったと思います。
当然Qさんの評価は上がりました。
来季続投の熱望論も聞こえてきますが、あくまでフロントとしての契約であり今季限り。
でもQさん代表監督を諦めたわけではないとの報道もありましたけど・・・・
土台を築いた美濃部監督。構築した加藤久監督。
両者の存在がなければJ1昇格はなかったと思います。
その美濃部さんの就任先も決まりました。
今季J2最下位だった徳島ヴォルティスの来季の監督に就任です。
ヴォルティスのHPでも紹介されてましたので決定と見てよろしいでしょう。
よかったです。即現場復帰できて!
前々監督の柱谷幸一監督率いる栃木SCは来季も続投が決定したようです。
サンガから3人ほど選手が行ってます。徳島へも何人か行くかもしれませんね〜!
ミノさんの第二のスタートに拍手を送ります!
また大変なシーズンが始まりますが頑張って欲しいと思います。
サンガほどの重圧はないと思いますので・・・・・
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- 事務局に通報しました。
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