
祇園囃子がコン・コン・チキチン…♪宵山にサンガ鹿島を喰う…
-
-
リオネル
2008年07月17日 18:38 visibility79
昨日京都は梅雨明けしたそうです。。。。
今日はスッキリと晴れて積乱雲がモクモクと夏の空です。。。
日差しが半端じゃないっす〜
昨日は中途半端な曇り空でどんより、蒸し暑いはずなんですが
暑さは感じなかったな…
でも鹿島の選手はかなり暑かったみたいで
海辺のミストな霧の中での涼やかさは京都にはありません。。。
べったりと湿度のマントと羽織って逃げ場のない暑さです。。。
祇園祭で宵山。
観客動員が心配されたけど、逆にサンガの試合見てから四条に行く人も多かったのでは…
鹿島サポさんも結構、入っておられました。
せっかくのアウェイ観戦。。
おりしも日本三大祭りである祇園祭。。外せないでしょう〜(*^。^*)←サンガ戦よりこっちメイン??
ミッドウィークで15000人越えって記憶にないけど…
(去年の入れ替え戦でも12000人でしたから)
2-1でリーグトップの鹿島に勝ったわけですけど
2、3年に一度あるかないかの大きな勝利でした。
勝点6くらい下さい!!!
いろんな試合観てきて、勝ち試合も観てきて、それでもベスト上位に入る試合やったと思います。
過去の対戦成績は4勝1分11敗。 2003年の8月以来の鹿島戦勝利とか…
2003年といえば元日に国立で天皇杯の決勝がありました。
同じカードで、同じスコアで、先制して同点にされてまた勝ち越して…
さて今季17節 サンガvsアントラーズ
先制点はヤナギでした。
本人もだけど、周りのチームメイトも
サポもみんながヤナギにゴールを決めてもらいたかった!
そんな感動の場面が前半早々に訪れるとは…
中谷経由のボールをダイゴウが右サイドから強烈にえぐりこんで
タッチラインぎりぎりの所からマイナス目のクロス
DF2枚の間に割ってはいるようなヤナギが滞空時間の長いヘッドでゴール♪
思わぬ先制。しかもヤナギのゴール!!
ゴル裏。。。壊れてますた。。。。(@_@)(@_@)(@_@)。。。。\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
が、リードもつかの間。。。。
10分後には…同点に
クリアボールをキープしようとしたヤナギに後ろから小笠原がファール気味のチャージで
ボールを奪取。 左サイドで新井場と小笠原でボール回して中央の野沢へ
フリーの野沢。迷うことなくミドルを放つ。
左隅を狙う、GKの前でワンバウンドさせれ技ありのシュート。
あっと言う間にいとも簡単に決められて。。。。がっくり。。。。前半21分。。
1−1。
ここまでの立ち上がりは鹿島の圧倒的なポゼッションで進むと思ってたんですが
意外とサンガもボールが持てたり。。。
ヤナギの得点シーンは
鹿島のロングボールを大久保がヘッドでクリア。
それが運悪くマルキーニョスの足元へ…
ピンチを招くわけですけど、中谷の素早い戻りからのカバーリングで
ボールを奪い返すとそこから一気にカウンターで得点に結びついたんですけど
前節のベルディ戦でも実は彼が起点となっていました。
ベルディのCKのこぼれ球を素早いカバーリングで前線のフェルへ送り
フェルが切り返しでヤナギへ… それが決勝点となったわけですけど。
中谷はもともと左のSBの選手です。
ですが中断明けから一つ前目のポジションに入ってます。
フェルが中央に入ったときにサイドの起点となるのが役割と思うんですが、
攻守の切り替えの早さや上下運動をいとわないカバーリングでスペースを消したりと…
ミスもあったりスタミナ面での不安もありますけど日増しによくなってるようで
今回はその役割がビシビシと利いていました。。。
失点のシーンで角田は、「(失点のシーンについて)鹿島の野沢選手がフリーで動いていて、僕がマークにつくべきだったのですが、ちょっと難しかったですね。真ん中が2対2で少し怖かったから(マルキーニョス選手と田代選手)、そこのカバーもしたいけど前にもプレッシャーをかけたいというところで、(失点シーンは)遅れてしまった。」とコメントしています。
Q監督のコメントは、「基本的には左サイド、角田と中谷のマークの受け渡しのところを少し修正した部分はありました。野沢が張ったところから、中盤真ん中に入ってきますので、その時にボールが出てくる時はきちっと付いていく、その空いたスペースを中谷が埋めるということを徹底させました。」とコメントしています。
それまで4バックだったDFラインを瞬時に3バックにし
中盤に厚みを持たせ3-5-2と布陣を変更しました。
また大久保のコメントは「今日は変則の4枚、相手の出方を見て臨機応変にやっていこうというスタンスで試合に臨みました。」
と、ある程度は相手の出方次第での流動性は想定内で
対応できる練習も積んでいたんだと思います。
角田と中谷の関係と言いますか、バックもハーフもこなせるユーティリティさが
活かされる采配であったと思います。
中盤に入ってからは角田の惜しいクロスバー直撃のミドルシュートもありました。
あれを見せ付けられた鹿島側は前線のフォローだけでなくフリーにさせれば
ミドルからも打たれる心配もしなくてはいけませんから効果的であったと思います。
また最終ラインに吸収されがちだったシジクレイも
バイタル前での本来の位置に戻り。
見事に修正が利き、采配が光りました。
試合後のコメントで鹿島・オリヴェイラ監督は、「どんな監督もそんなゆっくりやれ、ということは言わないと思います。相手が5人、極端には6人くらい引いてスペースを消していたというのがあって、そこでスピードを上げようとしても、スペースがないのでスピードアップできないという状況でもありました。」と言ってました。
なんかコメントで振り返る京都vs鹿島戦になってますけど…(^_^.)
(退屈でしょうか???…)
組織的に守って相手のストロングポイントを消すことが表現できつつあるサンガです。
鹿島の攻撃を手詰まりさせることに成功し、責めあぐね後ろでボール回しをしているシーンが前半は
数多くみれました。。。
(あの優越感にも似た感覚。鹿島の焦り。相手は京都だぜ!なにやってんだ俺たち!みたいな…)
結局ロングボールで対応するものの2ndが拾えず、サンガがチャンスにする。そんな展開もあり。。
MOMはもちろんヤナギ。
もうヤナギの魅力を全て堪能できた試合じゃなかったでしょうか…
すごいですわ〜
今のサンガの戦術。守って奪って一気にカウンターのスタイルがヤナギにあってるんでしょうね。
鹿島のポゼッションサッカーではどうしても厳しかったのか、自らがもう一度
生まれ変わりたくて鹿島を去ったわけですから…
選手紹介でヤナギへのブーイングは凄まじかったです!!
それを打ち消すサンガサポの拍手とシュプレヒコールはとても素敵でした!!
京都のヤナギになったんだな〜って改めて感じました。。
オフザボールの質、ポストプレー、体の使い方、献身的な守備。。。。
まじこの柳沢みれば代表復帰もありかなと…
それほどの気迫がありました。。。
サイドラインを割りそうなボールを岩政がケアしている。
そこへヤナギが猛然と突っ込むスライディングで回り込んで
ボールをライン内に残して、素早く立ち上がりボールキープして
中央のフェルナンジーニョへパス。。
あわやゴールかという惜しいシーンの演出。
ゴールラインを割りそうなボールも同じように残すシーンもありました。。
早めに決着を付けたかったのかオリベイラ監督が動きます。
後半14分に野沢に代えてダニーロ←何気に怖いおっさんです。
後半27分に田代に代えて興梠←何気に怖いにいちゃんです。
鹿島の時間帯が続きます。
が、この日のサンガは相当モチベーションも高く。
戦術的にはまっているので必死で喰らいついて各々の責任を果たしています。
さすがにサンガの選手も疲れています。
フレッシュなメンバーを入れて来た鹿島に対して
サンガはメンバーを代える気配がありませんでした。
ってかゴル裏から見ていても
絶対触らない方が良いと思えるくらい機能しているように見えましたから〜
猛攻を耐え。
ついに来ました。後半39分。
ハーフウェアー付近でボールを受けた勇人。。
疲れからか、鹿島からの寄せもなくズルズルラインが下がってゆく。
負けたり、引き分けたりするとすぐ下を向いてしまうサポーターが
悲しい。。。。と。。。僕たちを信じて応援して欲しいと。。。。いってた勇人でした。。。。
中断明けからみんなに選ばれてキャプテンやってる勇人が
今季初・移籍後初のシュートを決めてくれました!!
それでは試合後のコメントです。
「鹿島の得点も同じような形でしたけど、前にスペースがあったので打てば入ると思っていました。いいコースにいったんで良かったです。(鹿島の)野沢選手のシーンが自分の頭の中に残っていたし、グラウンドもすこしぬれていたので思い切って狙いました。」と、、、そして、「得点後、スタンドまで走っていったのは少し休みたかったのと鹿島がイライラするかなと思ったから。」といってました。。
それ以降も下がりそうなDFラインを下がるな!と激を飛ばすQさんの声が聞こえてました。
フェルも3試合連続ポストに嫌われて運がないというか…
やたらと持ちすぎる悪い癖があると散々移籍前に聞かせれてましたけど
そんなイメージがなく、周りを活かせつつ自分も活きる。。
そんなシーンが多く。昨日にいたっては「パスやないやろ!打てや〜!」ってシーンもあるくらい。。。
FKもポスト直撃で…。
ロスタイム前に安藤と交代のフェル。。。
安藤君今季初。J1初出場♪ おめでとう♪ かるいタッチしかなかったけど
次回はもっと長く使われればいいね〜!!
ロスタイムも無事終了。
サンガ勝ちました!
うなだれる鹿島。 ハイタッチのサンガ。
抱き合うサンガベンチ。。。。
同じくゴル裏。。。
見事な采配と信頼で勝ち取った勝利。選手の運動量も半端じゃなかったけど
色んな皆の思いがシンクロした素敵な勝利でした。。
試合のハイライトシーン
http://4media.tv/soccer/club/kyoto/
10年ぶりの3試合連続ゴールのヤナギのシュート
ホーム勝利で恒例のサンガダンス♪
映像は古いですけどこんな感じで
はちゃけてます♪
- favorite25 chat10 visibility79
-
navigate_before 前の記事
8月度 リオのキリ番・ランキング発表〜♪
2008年9月1日 -
次の記事 navigate_next
☆いまさら聞けないシリーズ☆ クラブ名の由来�
2008年11月12日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件