ハットトリック！？

　年に一度の恒例行事、天皇杯Ｊ１クラブの初戦です。毎年いくつかのＪ１クラブがアマチュアクラブやJ２に叩きのめされ、他サポに罵られるというJ１サポーターにとっては非常に緊張感のある試合なんですが、今年は番狂わせはなかったみたいですね（清水は壮絶な試合をしたみたいですが）。ホッとする反面、ちょっぴりガッカリなのは私だけでしょうか。ま、自分のクラブのことを考えたらそんなことは言ってられないんですが（汗）

　東京は、この天皇杯初戦を相当苦手にしています。かつては当時は相当格下であった横浜ＦＣ、湘南ベルマーレに敗れたり、アマのＨＯＮＤＡ ＦＣにＰＫ戦まで持ち込まれたりするなど、あまりいい思い出がありません。そして今日の相手は前試合で絶好調横浜ＦＣを破ったバンディオンセ神戸…これはあなどれないです。

　…と、かなりのネガティブ思考で観戦に行った訳ですが、始まってみればシュート２６本の猛攻【増嶋、ルーカス、馬場、馬場、ノリオ、ノリオ、ルーカス】と７得点！の祭りでした。特に憂太はキレキレのやりたい放題！ハットトリックしちゃうんじゃないか！？という勢いでした。というか憂太もノリオもルーカスも絶対狙ってたね、あれは。もう俺が俺がってオーラがすさまじかったです。そんなイケイケな状況のなか無得点の阿部ちゃん…いいシュート打ってたし、チャンスも一杯作ってたんですが…イマイチ空回り（苦）最後のほうはゴール裏も阿部決めろみたいな雰囲気になってました。オーバーヘッドとか打っちゃってたし、それよりも簡単なの決めてれば阿部もハットトリックしててもおかしくなかったけどなぁ…。

　というわけで今日は少し不思議な雰囲気でした。勝ったは勝ったんですがここではしゃぎ過ぎるのは良くないです！ハットトリックしそうなチャンスがたくさんあっても結局できないのがやっぱり東京が東京である所以です！しっかり改善してフロンタ戦に臨みましょう！！

　しかし、天皇杯って決勝以外はスタジアムガラガラなんですよねぇ。リーグ戦でガラガラだと寂しいけど、天皇杯のまったり感は案外気に入っています。