悩み尽きない４月

ＦＣ東京は終了の笛を効くと同時に座り込む選手が多かった。

前半からのハイプレッシャーはアントラーズを苦しめたと同時に

自らの消耗を早くした。

気迫とは裏腹に、試合開始直後の先制点以後、ＦＣ東京は

ゴールに嫌われた。というか、そこまで持ち込めなかった。

アントラーズもあの手この手。カードを斬りながら時を待った。

ＦＣ東京ＧＫ権田の不安定さもあって、逆転の可能性も感じた。

けれど、アントラーズもこじ開けられなかった。

ＦＣ東京のやりたいことは分かる。でも、フィニッシュまで

そう簡単にはいかない。あとひと工夫あれば良いのだけど。

アントラーズもアントラーズでハイプレッシャーに苦しんだ。

だけでなく、何か疲れた感。日本代表の苦しみがここにもある。

そんな感じを抱いた。すぐに立ち直るかどうかは分からない。

ワールドカップイヤーの４月。日本の悩みは尽きない．．．