完敗。

  • tommy
    2006年04月08日 18:41 visibility77


本日は、初めての三ツ沢競技場での観戦。

 

スタジアムへ向かう途中、急に天気が悪くなり、強い雨風に襲われる。

さっそくアウェーの洗礼かと思いきや、スタジアムへ到着するころには

それまでの天気が嘘のような良い天気に。

 

青い空、きれな緑色の芝、近いピッチ。日立台の次に良いスタジアムかも。

 

本日のスタメン。いつもと変わらないメンバー。コンディションは大丈夫か?

FW:鈴木達、北嶋

MF:鈴木将、ディエゴ、山根、谷澤

DF:大谷、岡山、小林祐、小林亮

 

前半。

立ち上がりから、いつものようにプレスがかかり、良い流れに。

2分。

ペナルティエリア手前、左サイドから大谷がクロスを上げ、

谷澤がダイレクトであわせるも、ゴール右に外れる。

 

続けざま、今度はペナルティエリア右から谷澤のミドル!

 

5分。

横浜陣内、右サイドからのFK。

ディエゴが入れたボールを、前線に上がった岡山が

あわせるが、ミートせず外れる。

 

柏が良いテンポで攻めていた中、横浜の逆襲。

6分くらい。

横浜の速攻。柏陣内、ペナルティエリア正面より

8番アウグストがキープからスルーパス。

11番KINGが抜け出し、冷静にゴールを決める。

 

このゴールを境に、流れは横浜に。

高木監督が、『このチームは守備が基盤』と語る通り、

早い攻守の切り替え、横浜陣内での激しいプレスがはまり、

柏は全く攻めることが出来なくなる。

 

サイドから攻めるも、結局手詰まりになりボールを戻すか、

もしくは雑なクロスをあげることしか出来ない。

シュート場面も殆どない。 

 

あげるクロスも全て、長身4番トゥイードを中心とした

横浜DFに全て返されてしまう。

 

そんな悪い雰囲気中、16分くらい。

柏陣内左サイド、アウグストが谷澤の股を抜き、抜け出しクロス。

DFに競り勝った9番城がヘッド!ゴールに突き刺さる。。。

 

前半20分弱での2点差。

いつものレイソルであれば、個々からでも逆転できる雰囲気があるが、

今日はどうも様子がおかしい。疲れが残っているのか、非常におとなしい。

 

ブラジル人アウグストのマリーシア。

KING達ベテランの激しいプレス、彼らの勢いに完全に負けている。

募るイライラ。トラップミス、パスミスなどで簡単に奪われる。

チームの雰囲気最悪に。

 

35分には、 アウグストが山根との競り合いから、

山根のユニは破られるほど引っ張られるも、

審判が見逃し、ファアルすらもらえない。

 

味方にしなくてはならない審判。岡山、山根が激しく言い寄る。

その周りで、冷静にボールが出されるのを待つKING。 

 

審判は敵ではない。横浜FCである。

 

そんな状況では、攻撃も立て直すことも出来ず、

全く流れが戻せないまま、前半終了。

 

前半で既に、 横浜側には3枚のイエローカードが

出されているが、『東京V戦』とは全く状況が違う。

この状況を打開できるのか。

 

後半。

鈴木将に代わり、李が投入される。

FW位置に李が入り、鈴木達がMFに下がる。

 

この采配が的中し、運動量の多い鈴木達が両サイド、

中盤、前線を動き回ることにより、ボールも回りだす。

 

しかし、横浜の守備が堅い。

そして、アウグストを中心としたカウンター。

さらに、柏DFのミス。

 

8分くらい。柏の左CK。

谷澤が中央に入れたボールをGKが跳ね返し、

ここから横浜のカウンター。アウグストが突破を試みるが、

小林祐三がファアルで止める。

 

足が止まった柏。アウグストの早いリスタート。

ペナルティエリア右手前、フリーのKINGへ。

DFが詰める前に放ったKINGのシュートは、

惜しくもゴール左へ。

 

18分くらい。同じような展開。

横浜陣内左サイドで得たFK。ディエゴが入れたボールを

横浜DFが跳ね返し、アウグストへ。

センターサークル付近から、アウグストがドリブル。独走。

失点も覚悟した場面であったが、小林祐がペナルティエリア内で 

どうにか追いつき決死のスライディング。右CKに逃れる。

 

この後20分くらい。

消えている時間が多かった北嶋に交代して永井投入。

 

永井が守備的MFに入り、鈴木達をFWに戻す。

また中央の守備が堅くなり、ディエゴを前に出す。

 

23分くらい。

横浜DF中島の後ろからのスライディングに対し、

2枚目のイエローカード。退場。

 

柏が『東京V』戦と同じように数的優位な展開に。

しかし、今回は雰囲気もプレーの質が全く違う。

 

高い技術を持ったディエゴ、谷澤ですら、

トラップミス、ミスパス、キレのないドリブルなどなど、

横浜DFにボールを奪われる展開。

 

前節の愛媛戦も同じような展開であったが、

最後の最後、個人の技術でゴールを奪った。

 

今節は、2点ビハインドの上、状況を打開する

個人のキレもない。

 

状況を察するレイソルサポーターの声は小さくなり、

レイソルサポの半分も満たない人数である横浜サポの

声がスタジアムに響く。

 

状況を打開した石崎監督。

30分過ぎに小林亮に代えて、宇野沢を投入。

さらにパワープレイ、岡山もFWの位置まで上げる。

 

しかし、攻撃が浅い位置からのクロスを入れるのみ、

さらにその精度も低いものであれば、打開できるわけもなく。

 

最後に、ペナルティエリア手前でFK。

ディエゴが蹴ったボールが。左ゴールポストに当たったのが、

今日一番の見所であった。

 

レイソル、今シーズン初負け。完敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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