王国のDNA

  • tommy
    2006年05月01日 20:52 visibility80

だいぶ遅くなってしまったけど徳島戦の観戦記。

 

 

もう試合内容や結果が出てから日にちがたっているので、

あまり時間で追っていくのはやめます。

 

この試合は、もう他の観戦記でも書かれている通り、

レイソルの新ブラジルトリオが初めて同じピッチに立った。

 

既にフランサとディエゴは、東京V戦などで同時にピッチに立ち、

他の選手とは到底出来ないようなコンビネーション、まるで

二人に共有する王国のDNAが起こすコンビネーションを見せてくれた。

 

試合開始前から、嫌でも期待が高まった。

 

スタメンは以下の通り。

FW:鈴木達、フランサ

MF:リカルジーニョ、ディエゴ、山根、谷澤

DF:大谷、瀬戸、小林亮、小林祐

GK:南 

(鈴木達は下がり目で、フランサのワントップのような形)

 

いつもは中盤でボール持つと、持ち過ぎて苦し紛れのパスを

出してしまうディエゴは、今日は違った。

前線にフランサがいることで、それを感じ、パスを出すことができた。

 

そして、そのフランサのキープ力、パスセンスを信じて、

リカルジーニョが2列目から上がってくることが出来た。

 

このコンビネーションは、決して同じチームに

なってから磨いたものではないと思う。

 

そこのポジションでボールを持てば、どこに出てくるのか

感じられるDNA。人格が形成されるよりも早く、ボールを

蹴りだす国のDNA。決してプロ化されて十数年の国の

選手が真似できることではないと思う。

 

今日の影主役はフランサ、彼のパスは自由自在。

徳島DFをあざ笑うかのような、パスを連発。

そして、そこにパスがくることを感じているリカルジーニョ。

まだ膝裏のテーピングが痛々しいが、復活の2ゴール。

 

フランサは、1ゴール&2アシスト。

欲を言えば、ハットトリックも取れたんじゃないかな?

せめてGKとの1対1は決めて欲しかった。 

 

レイソルは、ミッドウィークはようやくお休み。

首位を奪われる可能性もあるが、今後に期待。

 

でも、気になるところも。

今日のフランサ、ディエゴ、リカルジーニョは良かった。

でも、依存するチームにはなって欲しくない。

 

去年のトラウマもあるかもしれないけど、

彼らに頼りきりになるのは怖い。

 

連勝中にも、徐々にディエゴに

依存していくチームになってた。

 

J2は長丁場。皆で力をあわせないとね。

 

 

 

 

 

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