
充実した日々
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菊池完2009年11月26日 19:57 visibility115
誰にも見せない泪があった
人知れず流した泪があった
決して平らな道ではなかった
けれど確かに歩んで来た道だ
あの時想い描いた夢の途中に今も
何度も何度もあきらめかけた夢の途中
ゆずの[栄光の架け橋」を何度も聞きながら
夜の東名高速をひたすら岐阜に車を走らせた。
もう三年以上も前のことです。
「もう一度本気でサッカーをやってみる
駄目でも10年後、酒のつまみになるでしょ」
友人に宣言した29歳、夏。
酒のつまみにしては犠牲は多かったけど
不思議と反対意見は少なかった。
「男なら勝負する時が必ずある」
友人からのメールで士気はMAXになった。
翌日、辞表を出した。やるなら今しかない。
もう後戻りは出来ませんから。
それから2年・・・
水戸でのJリーグデビュー戦には
「オールドルーキー」という弾幕を持って
たくさんの友人達が駆けつけてくれた。
嬉しくて嬉しすぎて涙が止まらなかった。
ファンがいること、お金をもらえることが
どんなに幸せなことか、
オールドルーキーだからこそ
わかったのかもしれない。
岐阜の【3番】のユニフォームはもう着れません。
でも、心の中にはしっかり刻み込みました。
都リーグから来た謎の男に、
たくさんの人が優しく温かく迎えてくれたこと、
一生忘れません。
どんな決断にも間違いはないと思っています。
決断したら突き進むだけです。
大切なのはその先の道ではなく、
最初の一歩を踏み出す勇気かなと。
岐阜に来て貴重な出会いがたくさんありました。
そのすべての出会いに感謝します。
点と点が繋がり線になり、やがて円になる。
その円を積み重ねて人は成長していくのだと思います。
まだまだ未熟者ですが、
これからも「前へ」どんどん進んで行きます。
最後になりましたが、
スタジアムでのカンカンコール、横断幕、ゲーフラ
すげぇ嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
みんな
愛してるよ!!
追伸
岐阜を故郷と呼ばせてもらってもいいですか?
菊池完
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- 事務局に通報しました。
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