順位の壁を越えて生まれた友情の美しき哉。

  • トミー
    2008年11月14日 05:54 visibility69


※ 前にも書きましたが、満足度はトミー的ネタのレベル判定です。


300試合出場達成! 大さんおめでとう! すごい。



【Jリーグ 大分トリニータ(H) × ジェフユナイテッド千葉・市原 参考ページリンク】



 

久しぶりに生放送がなかったため、キャプしながらPCで観戦。
緊張感たっぷりに観戦していたここ何試合とは打って変わって
結果を先に知ってしまっていることもあり、ゲラゲラ笑いながら観戦しちゃいました。



只今、天皇杯での一件で吊るしあげられている
キツキツ日程組の大分、ジェフの対戦です。



ナビスコ連覇しているジェフですが、その後は二年連続で優勝チームのホームで
優勝直後のリーグ戦を戦うという、変なジンクスができています。
来年、もう一度続けば、ナビスコ優勝予想に役立つ有力ジンクスとして成り立ってしまいそうです。


去年はガンバにやられてしまいましたが、
今回は相性の良い大分さんだったので引き分けることができました。
勝ち点1でも手に出来たのでよかった、よかった。




これで残りは3試合。
途中で息切れしないために、ここでちょっと笑って息抜きしておきましょう。
(毎回お笑い重視のくせに。)





てっぺん目指すチームと崖っぷちから必死で這い上がろうとするチーム。
理由は違えど、モチベーションの高さに大した差はないようです。



激しくぶつかり合い、集中力を欠くことのない一戦ですが、
ジェフ最初のCKは意味不明で、
「深井(猫ひろし)は髪切ってよけいに童顔になってないか?」
ということを考えて、とりあえず忘れることにしました。





普段、スコットランド人指揮官のウィットに富んだお茶目さばかり見ているわたしは
カメラで遊ぶブラジル人イケメン監督のナルさに、改めて突っ込みを入れて楽しんでいました。

そうしているうちに、森重と巻がすごい勢いで吹っ飛んでいくというシーンや
ジェフ、最初の奇跡のクリアなんかが繰り広げられ
両者共に、次々と決め切れない攻撃をみせてくれます。




前半21分。
その奇跡のクリア直後、ミシェウが敵ペナルティエリア内に切り込むと、
なんと青ユニ4人に囲まれるというモテっぷリ。
少し前にトップスピードのまま、いい感じの縦パス出したりして格好よかったもんね、ミシェウ。



この試合でそのミシェウに新しいJのお友達が出来たのですが
そのサッカー界ではよくある出会いのきっかけはこの直後。




1,2,3,
4,5,6,
1、囲まれてるモテモテミシェウ。
2、あまりのモテっぷリにウザくなったミシェウは、鈴木をファウルで倒してしまいます。
  が、今日の主役・上本選手はそれが許せなかったようで、ものすごい速さで現場到着。
3、ちっちゃいミシェウと容赦なくケンカをおっぱじめます。
  (ウホッとボールを拾っているウェズレイさんは無関係です。念のため。)
4、そこに、今日のツいてない男No1・ホベルトが仲裁に駆けつけたのですが、
  ミシェウちゃんはサッカー選手とは思えないほどの軽重量なので、
                   吹っ飛んでしまいます。
      ただ、賢い子なのでしっかり倒れながら審判さんをガン見しています。
 ※が、残念なことに審判の前をゴリラが横切って見えないと思います。
5、このミシェウの身軽さは、上本をさらにヒートアップさせてしまったようで、
                              すごい迫力でミシェウに向かっていきます。
  ミシェウもすごい速さで起き上がり、身体能力の高さを改めて見せつけますが、
  審判が二人にイエローカードを出して、その場を静めます。
6、・・・が、まだ揉めてる二人。
   お互い何語で揉めてるんだよ。ぜったい通じない言葉同士で言い合ってるでしょ。



















ちなみに、ミシェウはやってきた当初から、試合中堂々と審判他相手に
通じないだろうによくしゃべってます。

わたしは横からいきなりやってきた上本に爆笑でした。
まぁ、「ホベルトの怪力すぎ!」とミシェウにも笑ってたのですが。



このあとも集中力がどっちも高いのか、またしてもジェフ奇跡のクリアがあったり、
ヤザーのものすごくおしい場面があったり。


が、どちらも決め切ることなくスコアレスドローで前半が終了。

――――そして、目を疑う場面が飛び込んできます。




大喧嘩してた上本とミシェウが
   肩抱き合って笑いながら引き揚げてるではありませんか。







何語で・・・いや、どうやって仲直りしたかは知りませんが
2人のキャラを考えると、結構あっさりと納得してしまいます。




その上本が苦悶の表情を浮かべ、ピッチに倒れているのが発見されるのが、後半54分。
ちょこっと上本のキャラ設定を知りたくって検索かけたら、いつものことだそうですが
今回はうちのアホが悪かったようです。

ファウルを取られた愛されアホの子ヤザーが、悔しがってポンと手を打ちオーバーリアクション。
その手がちょうど、ヤザーの後ろから回り込んできた上本の顔に的中。


言葉にできないほど アホな瞬間です。



上本は実況さんにも「今度は顔を押えています。」とか言われ
このあたりから、「観戦記の主役はこいつだ!」と、わたしに目をつけられてしまいました。
ご愁傷様です。





だいたい、うちのかわいいアホの子に係わるとロクなことがないんです。
どんな選手でも、キャラで勝てませんから。
この衝撃的なシーンだって



普段から腕をプラップラッさせて歩いてるんで、危険極まりない!



が、その直後にものすごい切り返しに次ぐ切り返しで、相手を次々と抜いてPA内に侵入。
決まりはしないものの強烈なシュートを打っていたので、
この見るからにあれなプラプラが、バランスとかで役に立ってるんでしょう。









上本の方は悲しい出来事が起きてしまいます。
お友達になったばかりのミシェウが負傷。
ピッチの中で倒れ込み、スパイクも脱ぎ捨て悶絶しています。

すぐさま駆け寄ってきたのは、上本。
サイトーカムカム!と冷たく指示を出すミラー監督の肩越しには
担架が来るまで、ミシェウのそばを決して離れない上本の姿が。


2人の間に熱い友情が生まれたんだね。

ミシェウ、早く良くなるといいね!



こんな素敵な友情が芽生えているとは知らず、
キャプ貼り付け制限によって、仕方なくすっとばした後半頭からの
試合内容を振り返ります。




49分の坂ちゃん(坂本隊長)の惜しいシーンや
ドフリーでパスを受けたミシェウがちょっと受け方に失敗して
四本足で歩き始めバタついてたと思えば、抜き出てをチャンス作るもオフサイド、
なんてのがあり、ジェフの繰り出す攻撃を楽しみました。



巻が珍しくボールをゴールに入れるもオフサイだったり
ホベルトがファウルを冒してまでヤザーを止めに入るシーンも。
そのままヤザーがくるくると6回転もして、さらに驚き。
回りすぎ。





そして、ミシェウが負傷、友情芽生える。

今日はHD放送だったのかな。
実況、解説ともに大分仕様だったのか、聞いたことのない声の方で
案の定、斎藤さんがミシェウに代わって入る時にも
「斎藤選手はCBなんで、誰がボランチに入るんでしょうね。」
なんてボケをかましてました。(←失礼)




「”斎藤”が入るんじゃね?」
と、ニヤニヤしながらつぶやき、「ミラーが目覚めさした大さんの秘めた能力を知らないとは。」
と300試合出場達成した大さんを称えておりました。



じつは、ジェフ公式の文字実況ではこの時
ミシェウが倒れ、大さんが入るとなると
「これで斎藤は300試合出場だ。斎藤のためにもこの試合を・・・」
なんて涙出そうな事を突然言い出し、胸が熱くったことです。




が、そんな感動的なことウチでは要らないネタですので、
さっさと面白突っ込み待ちエピに戻らせていただきます。






1、試合開始からずーっとやり合っていたボスナーと夢生ちゃん。
  ボスナーもここに来て堪忍袋の尾が切れたようでブチギレ。
  良太マンも「ムゥちゃんが―!」抗議し、高松さんがそれを「いやいやいや」とムゥちゃん擁護。
  ま、ムゥちゃんが乗らないんで喧嘩にはならなかったんですけど。(残念。)
2、ファイブタイムズ!!!ファァーイブタイムズ!!!と
   これで5回目だ!!このムウとかいう ふざけた名前の奴がずっとファウルしてんだよ!
   とお熱いボスナーさん。ボスナーはオーストラリア人だけあって
   新居と同じくらい普段から何言ってるかわかりやすい選手。
3、野性的な・・・哺乳類の進化論的な顔でケンカしてる両猿人。
4、記念すべき300試合目で、初めてやった大さんのお仕事は
                ヘイヘーイ(池田)とウェズレイさんを引き離すことでした。



試合終了間際には、大分に畳みこまれたジェフ。
が、最後の最後が決まらない。
またしても、ジェフ奇跡のクリア――これで今日3度目くらい―
というか、クリアって言ってもどっちかっていうと
ジェフのクリアが奇跡っていうより
大分の外れ方が奇跡って感じ。







それでも最後までジェフは守りきり、両者お人好し的なスコアレスドロー。
最後にホベルトさんが知らないうちに出血してたことが気になりつつも
(これは日記記事の方で解決します)
勝ち点1を手にしたことに胸をなでおろしました。





優勝争いをしているチームと互角、それ以上の場面もあったほど
降格争いを勝ち抜かなくてはいけないチームにとって無駄な手ごたえを得られた試合でした。

鹿島、名古屋、浦和、そして今日の大分と、
上位チームに対して自分たちのサッカーを貫けば、結果を得ることができるという
ポジティブな要素です。

だからこそ、ミラージェフ・・・力が入らない気がするので言い換えてジェフプールで
来期、J1での高みを目指したいと強く思うのです。


とにかく残留。
どんなにつまらなく、ネタゼロで観戦記が書けないまじめ試合でもいいので、
何が何でもJ1に残りたい。残ってほしいです。

次はかわいい空気の読める大分さんとは違って、
(オシム爺ちゃんが倒れた直後、フクアリで勝ちをもぎ取っていった)
空気の読めない子マリノス相手です。

コーヒー大好きボンバーも、空気読まずに帰ってくるらしいんで(さっきから空気読むの使い方間違ってる)
中途半端に余裕の出てきた日程を恨みつつ、更なる気合いのこもった応援をしたいと思います。


絶対絶対 残留するぞっ!!!




















































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