
シュスターインタビュー後編
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hiro
2008年01月15日 02:54 visibility25
3回の連載となってしまったインタビューも今回で終わりです。
それにしても、シュスターは監督として言葉を選んでいる印象だった。
大きなクラブでメディアとの対応に苦労するかと思われたが、今のところ監督の舌禍はないし、かと言って見る側が聞きたい情報が聞けないわけではない。
今回もこれから試合を見る上で重要なヒントが含まれたインタビューだったと思う。
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・バルデベバスで6時間以上も過ごすのですか?
隠しカメラを置いて、それで撮ったんだ。選手たちが練習場にくる数時間前からいて、選手たちは練習して、ランニングに向かう。ただチームはこれだけでできるわけじゃない。
今の成功の一つの理由はディ・サルボだ。彼が選手たちのフィジカルと栄養の管理をしてくれることが、ワタシがマドリーとの契約を受け入れた理由の一つでもあるんだよ。彼がいたから今の成功があるんだ。
・さて、あなたはカンテラの選手をほとんど当てにしていないようですね。
それは違う。カスティージャが二部Bに降格したのは事実だが、それは18から20歳の若い選手にとって、 二部のカテゴリーとの差が非常に大きかったからだ。
・言いかえると、ダニ・パレホがどんな選手か知らないと・・・
えーと、それは間違っているよ。彼にはとても興味を持っているし、私がマドリーについた時から注目し続けている。彼のプレーの質はいいし、スタイルも好きだ。
実を言うと、トップで練習させたかったのだが、彼に歯の問題があることがわかって、断念せざるをえなかったんだ。
だが、彼はいい選手だし、これからも注目していくよ。
・デ・ラ・レーやグラネロについては・・・
率直に言って、彼らがマドリーで何試合プレーできただろうか?少なくともヘタフェで彼らは効率よく練習できている。
ヘタフェは、彼らにとって、自分たちが私たちのチームにふさわしいのか、それとも他のチームにふさわしいのかを知る一番良いショーウインドウなのだから、その意味でヘタフェといい関係を保つことは大事なことなんだ。
・3か月前、ミヤトビッチとの関係をよりよくする必要があると言っていましたね。
昔とはいろいろ変わったから、今は素晴らしい関係を築いているよ。毎週月曜にはカルデロン会長とディ・サルボとともに会っているし、円滑な関係だ。
私たちは何でも話し合うし、相手の言うことに耳を傾けるんだ。
・ミヤトビッチはドログバ、クリスティアーノ・ロナウド、セスク、ヂエゴを獲得しようとしているようですね・・・
そのあたりの話はやめておこう。私がその選手たちを気に入っているのを彼はもう知っているが、今が獲得すべき時ではない。
クラブは必要な時に契約に向けて動くだろうから、私は心配していないよ。
・ずいぶんリラックスしていて、感じが良いですね。メディアに囲まれてもそういう対応を見せてください。
以前、アル・ジャジーラで、私がバルデベバスで話している映像を見たことがあって、マドリーで話したことは全世界に伝えられるのだということを知ったんだ。私は強く自分を律しているが、マドリーを指揮するということはとても重大なことだ。
でも私は意地の悪い人間ではないよ。20年前はそうだったけれど、今は天使だからね・・・
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