野球バカ成長観察日記（なんだ、このタイトルは・・）

今年、私にチームに昨年から参加してくれている、２０代前半で全くの野球未経験者がいます。彼にもこのＳＮＳに参加している皆さんと同じように、『野球バカ』になる素質が大いにあります。

参加の理由がすごい！
ドラマ『ルーキーズ』の御子柴を演じた小出恵介氏が言った台詞　「（あいつらと、また）野球したかったなあ・・・」を聞いた時、感動したそうです。
子供のころから野球好きだったが、縁がなくプレーすることはなかっただけのこと。仕方なく他のスポーツをしていたそうです。こうしたことからだんだんと野球から離れていった彼。ドラマの台詞で目覚めた、というところでしょう！

その彼も、プロ野球や高校野球を観戦するという路線はとらず、一直線にプレーヤーとして草野球の門をたたきました。勿論、プレーはぎこちないです。キャッチボールもままならない。スイングしてもボールとバットが接触することもない・・・。

そんな状態が続いても、試合に出場できるのが草野球！
彼もチームに参加して即、試合出場。（我がチームは勝ち負け度外視チームで来た人優先主義）
最初の試合は、全打席三振、ライトでエラー３つ。こんなものでしょう。

しかし、２試合目から彼の『野球バカ』が目覚め始めます。

三振すれば、悔しがるようになりました。守備の時も必死でボールを追うようになり、試合中も声が出るようになります。バットにボールが当たっても（アウトであれ、ファールであれ）当然！といった表情になってきます。聞けば、バッティングセンターで修行しているとか。

そして、野球の神様からの御褒美があったのか、先日の試合でついに初ヒット。塁上の彼は一瞬、笑顔は見せたが、ガッツポーズなど喜びの表現はなし。

試合後に、うれしくないのか、との問いかけに、『オーバーに喜びたいけど、それをすると、自分の限界をしらせてしまうから・・』とのこと。すかさず、チームメートの「それってＮＨＫ−ＢＳにイチローのインタビューと同じじゃん！」の突っ込み、と笑顔。

ん〜〜、彼も私以上の野球バカかもしれません。今後の彼の野球バカ度の成長に期待です。
（でも若い人の成長を素直に喜べるのは、自分が年とった証だ！）