【スポーツコラム】背番号へのこだわり

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    2012年11月21日 18:11 visibility2597

野球やサッカーといったスポーツを見ると、必ず目にするのが背番号です。

サッカーの場合は10番がエースナンバー。野球なら18番がエースの番号であるように、単なる数字以上にに大きな意味をもたらすのが背番号。

アスリートにとっては、憧れのチームでエースナンバーをつけてプレーすることに、大きな希望と夢を抱くものでしょう。

背番号なんて、単なる数字に過ぎませんが、アスリートにとってはとても大きなこだわりとなってくるものです。

そこで今回は、アスリート達の背番号にまつわるエピソードをご紹介します!
是非とも楽しんでください!

<たまたま空いていた背番号を選んだ謙虚なスター>
サッカー・フランス代表で、同国をワールドカップ優勝にまで導いたジネディーヌ・ジダン。彼の背番号の選び方は、いたって簡単で、とても謙虚。彼がチームに入団したときに、たまたま空いている背番号を選ぶというもの。

例えばフランスのボルドーからイタリアのユベントスに移籍したとき、彼の背番号はたまたま空いていた21番を採用。

やがて高額の移籍金でスペイン・レアルマドリードへ移籍したときも、背番号21は既に使われていたため、たまたま空いていた5番を付けてプレー。スーパースターでありながらも、常に謙虚であり続けたプレーヤーであるジダンらしいエピソードですね。

<子供の頃から親しんでつけていた背番号>
バスケットボールのマイケル・ジョーダンのシカゴ・ブルズ時代の背番号は23。これはマイケルの兄が学生時代にバスケットをプレーしていたとき、兄が45番を付けていたことに由来するようです。

せめて兄の半分以上はバスケットボールがうまくなりたい。

少年時代のマイケルはそう考え、自分の背番号に23を背負い続けてきたようです。

<若いときの苦労を忘れないため>
大リーグ・レンジャーズで活躍中の上原浩治投手が気に入って使用する背番号は19。上原投手は高校卒業後大学受験に失敗して浪人生活を経験。その後大学に進学した後にプロ野球に入ったという苦労人。

彼の背番号19は、19歳の浪人時代に味わった苦労を忘れないためにという気持ちがあるようです。

<自分でエースナンバーを作ってしまった名選手>
既にサッカーでは、10番というエースナンバーが確立されていた時代に、新たなエースナンバーを作ることを目論んでいた選手がいました。

その名は、ヨハン・クライフ。

オランダ人であるクライフは、オランダ代表としてワールドカップ準優勝を獲得し、スペイン・バルセロナでスター選手になるほどの選手。彼がつけていた背番号は14。

クライフは少年時代からこの14番を好んで付けていたようです。あるとき、常に14番を選び続けるクライフを不思議がるコーチが、どうして14番にこだわるのかたずねたところ、本人は「誰も付けていないこの番号を、これから自分の番号にするためだ」と答えたという。

その後のクライフの活躍は多くのファンの目に焼きついており、サッカーで14番はまさしくクライフの象徴となって行きました。











































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