
ビアス・ボラスはトーレスを使った
-
-
はかせ君
2011年08月17日 13:38 visibility92
チェルシーが未だにスパーズからモドリッチを獲得しようと、
頑張っているみたいです。
明日のヨーロッパ・リーグにモドリッチがでるかどうか、
というのがイングランドでは注目されているみたいですが、
どうなるでしょうか?
今年からチェルシーの監督になったビアス・ボラス監督ですが、
モウリーニョのアシスタントをしていただけあって、
彼はモウリーニョ二世になるのではないか?といわれていますが、
本当のところどうなのでしょう?
開幕のスタメンを見る限り、大きな違いが一つ出ました。
CFの位置に、ドログバではなくてフェルナンド・トーレスを置いたことです。
モウリーニョならば、ドログバを使ったでしょう。
そもそもドログバは、モウリーニョがチェルシーに入ったときに、
GKのチェフと共に、モウリーニョが真っ先にクラブに頼んで獲った選手です。
開幕戦で対戦したストークは、フィジカルの強いCBが配置されるので、
フィジカルの強いドログバではなく、
トーレスを起用したことで、一部のマスコミは批判をしていますが、
これがビアス・ボラスのやり方なのでしょう。
フィジカルの強いドログバのような選手を前に置き、
前線へ素早くボールを出して、ドログバがフィジカルの強さを生かして、
ゴール前まで持って行き、フィニッシュをきめる。
そういったプレーはあまり好きじゃないのかもしれません。
トーレスがボールをキープし、
ランパードやラミレスなどが走りこんでボールを受けて、
ゴールを決める。
そういったコンビネーションプレーをしたいのでしょうか?
この辺はやっぱりモウリーニョとの違いでしょう。
なかなか点が取れなかった後半30分頃、ドログバを投入し、
ドログバ、トーレスの2トップ。アネルカをその後ろに置く布陣をしきました。
この布陣は、プレ・シーズンでもあまりみなかったやり方で、
全監督のアンチェロッティが試したものの、あまり機能しない戦術でしたが、
開幕戦でいきなりこの戦術変更でした。
結局点はとれずにスコアレスドロー。
ビアス・ボラスはモウリーニョのようなカリスマ性を出した監督ではないようです。
プレシーズンのインタビューでやたらと口に出していたのは、
「チームで」「みんなで」といった言葉。
モウリーニョは「私は」を前面に出していた感じですが、
それとは全く対称的です。
チェルシーは次節は、WBAとの対戦。
ビアス・ボラスの初めてのプレミアシップのホームゲームです。
- favorite8 visibility92
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件