ゴリ男にブチ切れ【完結編】
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katsu
2015年11月28日 09:46 visibility364
2対2のゲーム、1本目は、同点で折り返し、勝負の2本目が始まる前のこと。「ゴリ男とでもなんとかなるもんだ」と思った時でした。
全員でコーチからのアドバイスを聞いていると、ゴリ男は説明が始まっているのに、容赦なく自分の要求をぶつけてきます。
ゴリ男「あのさぁ、もっと前に張ってくれないかなぁ?そのほうが◯×□△¥$#€£でこうなるんだよ!わかる⁈」
…なんと!私に前に張れと!ゴリ男は守備に戻らないため、2対2のゲームで実質2トップを採用しようというのです⁈
攻撃意識100、守備意識0のゴリ男はガチのゲームに興奮し、さらに攻撃的な展開を求めます。
私「うん。うん。でもまぁ、まずコーチのやり方聞いてさ。コーチのやり方でやってみようよ…」
ゴリ男はコーチの説明など気にせず話続けます。
ゴリ男「だ〜か〜ら〜こうして、こうして、前に張ればこうなってこうなって・・・・◯×□△¥$#€£・・こうなるだろ」
…ここで俺がブチ切れたら、自分がゴリ男と同じ種類の生き物だと認めることになる。
自分のチームの代表がゴリ男の一種だなんて、そんな思いをチームメイトにさせてはいけない!
それだけは避けなければ。
それだけわっ!
あ〜ジダンよ!スアレスよ!こんな時どうすれば良いのですか?
ゴリ男「聞いてんの?こうして、こうして、こうすれば・・・とにかくこうやってくれ‼︎」
あっ〜〜〜‼︎‼︎‼︎
私「俺はおめぇに教わりにきてんじゃねえんだよ💢」
…ついにやっちまった…
許してくれ…チームのみんな…俺はゴリ男の世界の住人になっちまった…
もうみんなと一緒にプレーする資格なんてないんだ…ごめん…
俺はゴリ男界のプリンスになっちまったあ〜
ゴリ男は私の剣幕に少しビビッた様子で「じゃ、じゃあ、コーチの言った通りにやってくださいよ」
私「おめぇがグダグダしゃべってるからコーチの話まったく聞こえなかっただろうがぁ〜」
そんなこんなでミニゲームが始まってしまいました泣
もちろんゴリ男と私がかみ合うはずもなく、結果、私とゴリ男チームはyoshi&nishiチームにチンチンにされたのでした笑
私の懸命な叫びもゴリ男には響いていないようでした。
みんなを裏切ってまでゴリ男の土俵に上がり、気持ちをぶつけたのに⁉︎
しかし、本当にゴリ男ばかりを責めれば良いのでしょうか?いや、きっとそうではありません。
ゴリ男をうまくかわすことができなかった私は最初からゴリ男と同じ世界の住人だったのかも知れません…
それにゴリ男はただフットサルが大好きなだけなのです。
どこのチームにも属すことができないゴリ男にとって個サルやスクールが自分のチームであり、居場所なのです。
だから自分のしたいプレーや考えを押し付けてしまうのです。
ただジャングルで育ったためみんなと上手くコミュニケーションが取れないだけなのです。
これからもきっとゴリ男はゴリ男であることをやめないでしょう。
私もゴリ男担当としてゴリ男と向き合うことをやめません。
私が生半可な覚悟でフットサルチームの代表をやっている訳ではないように、ゴリ男も生半可な気持ちでゴリ男をやっている訳ではないのです。
ですから今後もゴリ男との戦い(掛け合い?)は続くでしょう!
その戦いをこころから楽しめるようになってこそ本当の意味でチームのみんなを束ねて行くことができるのではないでしょうか。
人生まだまだ修行です!
You live only once‼︎
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