2015:A代表:アジアカップ:中立:vsUAE「明確な課題が浮き彫りになった1戦~ここから進むべき道~」その2
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杉野雅昭
2015年01月24日 19:18 visibility188
2、得点経過
UAE:0-1:7マブフート
経過
日本が、ボールを奪いにプレスを高い位置からかけようとするが、細かいタッチに加えて、多くの選手が、流動的に動くため奪いどころを見つけず、プレスに行けなかった。
その結果、フリーで、5 A・アブドゥラフマンに裏へのパスを出されてしまった。
高い位置とはいえ、ボールがオンの状態であり、裏をケアしないといけなかったが、6森重 真人が、7マブフートに背後を取られたしまった。
7マブフートは、絶妙なトラップからシュートまで、完璧にこなし、1川島 永嗣の届かない所へ流し込んで、得点。
コメント
高い位置からプレスをかけるという守りは、こういった裏へのスペースが、出来やすい。
何故なら、プレスを効果的にかけるには、ラインを高くコンパクトに保つ必要があるからである。
今までは、それが嵌り相手の高い攻撃は、機能しなかった。
しかし、逆にUAEの高い技術と連動性を持った攻撃の前に日本のプレスが機能しなかった。
本来ならば開始直後に日本が、決定機を作った様な打ち合いになる事が考えられたが、UAEは、スタミナに難があったために早々にハイプレスを止め、自陣に引いて我慢して、カウンターを狙うという戦い方にシフトした。
そう考えると日本にとって、この早い時間の失点は、UAEの体力を温存させてしまったという意味で、非常に痛打だった。
日本:1-1:20柴崎 岳(4本田 圭佑)
経過
5長友 佑都が、外から中に切れ込んで、守備ゾーンを低くしていたためフリーの20柴崎 岳に預ける。
フリーだったため20柴崎 岳は、落ち着いてタイミングを見計らってボールをキープする。
その間4本田 圭佑が、MFとDFの間にMFの背後から入り、狭い所にパスコースを作った。
そこを冷静に20柴崎 岳が使い、4本田 圭佑が、背負う形になる事が、分かっていたので、ワン・ツーを狙い20柴崎 岳が、スペースへ飛び込む。
実際に4本田 圭佑からのリターンが来ると、20柴崎 岳は、ダイレクトで、ミドルシュート。
UAEの選手が、寄せる時間も無く、狭いとこからゴールに突き刺した素晴らしい得点。
コメント
正直な所、遅すぎる同点ゴールと言えるだろう。
ギリギリの状態で、追いついたゴールならばともかく相手は、自陣に引くのみで、カウンター一辺倒の戦い方をしていた。
実際に、決定機は、何度もあったので、それを一つでも決めていればと感じずには、いられない。
詰まる所、攻める時にスペースが無い事で、早い判断が、迫られる。
そこで、素早く決断しても迷いがあったり、判断が遅くなりプレーが遅くなったり、することで、得点する確率は、ぐっと下がる。
それは、守備にも言えて、この試合の立ち上がりのUAEの様に高いテクニックと少ないタッチ数、流動的ポジショニングなどにより相手に対してのプレスの守備が、速すぎるパスワークのために思考停止した。
そのため生まれた早い時間での失点。
ボール奪取出来なければ出来ないで、その後何が起きるかを予測し、危険な芽を潰す。
そういった経験不足や意識不足を感じずに居られない。
Jリーグで、通用しても世界だと通用しない。
特にスペインの様なリーグで、活躍する日本人選手が、少ないことを考えてもこれが大きい。
今回のアジアでは、珍しいチーム(時間制限ではあったが)との対戦で、新たな課題が浮き彫りとなった。
UAE:0-1:7マブフート
経過
日本が、ボールを奪いにプレスを高い位置からかけようとするが、細かいタッチに加えて、多くの選手が、流動的に動くため奪いどころを見つけず、プレスに行けなかった。
その結果、フリーで、5 A・アブドゥラフマンに裏へのパスを出されてしまった。
高い位置とはいえ、ボールがオンの状態であり、裏をケアしないといけなかったが、6森重 真人が、7マブフートに背後を取られたしまった。
7マブフートは、絶妙なトラップからシュートまで、完璧にこなし、1川島 永嗣の届かない所へ流し込んで、得点。
コメント
高い位置からプレスをかけるという守りは、こういった裏へのスペースが、出来やすい。
何故なら、プレスを効果的にかけるには、ラインを高くコンパクトに保つ必要があるからである。
今までは、それが嵌り相手の高い攻撃は、機能しなかった。
しかし、逆にUAEの高い技術と連動性を持った攻撃の前に日本のプレスが機能しなかった。
本来ならば開始直後に日本が、決定機を作った様な打ち合いになる事が考えられたが、UAEは、スタミナに難があったために早々にハイプレスを止め、自陣に引いて我慢して、カウンターを狙うという戦い方にシフトした。
そう考えると日本にとって、この早い時間の失点は、UAEの体力を温存させてしまったという意味で、非常に痛打だった。
日本:1-1:20柴崎 岳(4本田 圭佑)
経過
5長友 佑都が、外から中に切れ込んで、守備ゾーンを低くしていたためフリーの20柴崎 岳に預ける。
フリーだったため20柴崎 岳は、落ち着いてタイミングを見計らってボールをキープする。
その間4本田 圭佑が、MFとDFの間にMFの背後から入り、狭い所にパスコースを作った。
そこを冷静に20柴崎 岳が使い、4本田 圭佑が、背負う形になる事が、分かっていたので、ワン・ツーを狙い20柴崎 岳が、スペースへ飛び込む。
実際に4本田 圭佑からのリターンが来ると、20柴崎 岳は、ダイレクトで、ミドルシュート。
UAEの選手が、寄せる時間も無く、狭いとこからゴールに突き刺した素晴らしい得点。
コメント
正直な所、遅すぎる同点ゴールと言えるだろう。
ギリギリの状態で、追いついたゴールならばともかく相手は、自陣に引くのみで、カウンター一辺倒の戦い方をしていた。
実際に、決定機は、何度もあったので、それを一つでも決めていればと感じずには、いられない。
詰まる所、攻める時にスペースが無い事で、早い判断が、迫られる。
そこで、素早く決断しても迷いがあったり、判断が遅くなりプレーが遅くなったり、することで、得点する確率は、ぐっと下がる。
それは、守備にも言えて、この試合の立ち上がりのUAEの様に高いテクニックと少ないタッチ数、流動的ポジショニングなどにより相手に対してのプレスの守備が、速すぎるパスワークのために思考停止した。
そのため生まれた早い時間での失点。
ボール奪取出来なければ出来ないで、その後何が起きるかを予測し、危険な芽を潰す。
そういった経験不足や意識不足を感じずに居られない。
Jリーグで、通用しても世界だと通用しない。
特にスペインの様なリーグで、活躍する日本人選手が、少ないことを考えてもこれが大きい。
今回のアジアでは、珍しいチーム(時間制限ではあったが)との対戦で、新たな課題が浮き彫りとなった。
その3に続く。
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