2015:Jリーグ:PSM:中立:vsアルビレックス新潟「長澤 徹監督のチーム作り」その2
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杉野雅昭
2015年02月15日 19:46 visibility137
2、得点シーンに隠された要素を見出す
岡山:1-0:11染矢 一樹(20妹尾 隆佑)
経過
22椎名 一馬のゴールキックを1トップである前線の19片山 瑛一目がけて蹴る。
この22椎名 一馬のゴールキックの精度が高く、19片山 瑛一が、競り勝つというよりは、ほぼフリーで、前方へ頭で出すことが出来た。
一度、3大井 健太郎が、クリアで跳ね返すも、20妹尾 隆佑の前に飛んで行き、ボールがオンの形が生まれる。
その状況に対し、新潟もセオリー通り、ラインを下げつつ対応する。
しかし俊足の11染矢 一樹が、ほぼトップスピードになる時に裏へ抜け出せるフライスルーパスを20妹尾 隆佑が、ダイレクトで出す。
そのパスの落下位置とタイミングが、絶妙であった。
その結果、多少減速するも追いつかれないままトラップまで行くことができ、11染矢 一樹のタイミングまでシュートまで行くことができた。
そのシュートのコース及びスピードとも素晴らしく、しっかりと決定機をものにして、先制ゴールに繋げた。
コメント
岡山の1トップとして昨季敵陣での空中戦の勝率NO.1の19片山 瑛一が、空中戦で、繋ぐ。
そして、シャドーというポジションの狙いであるセカンドボールを拾って、そのまま攻撃に繋げるという形に持っていくことができた。
この得点のケースは、理想的過ぎるぐらい幸運な流れで、20妹尾 隆佑の前にセカンドボールが来たが、そこで、素晴らしいタイミングで、フライスルーパスを出せる視野の広さというのは、流石である。
11染矢 一樹もシャドーという経験少ない中で、FWの選手の様な動き出しとシュートまでの持っていき方を見せ、その結果見事に得点を決める事ができた。
11染矢 一樹のシャドーへの適応性の高さを示す得点シーンであり、恐らく今後は、シャドーが、主戦場になる事が、予想される。
3、試合からチームとしての狙いというメッセージを見出す
3-1:狙いを持った守備とリスクに対する考え方
前線からハイプレスをかけて、パスコースを限定。
そのパスコースの先を狙ってボール奪取からカウンター。
こういった好形を多く作ることができた。
これを可能にしているのが、前線の運動量とDFラインの高さ。
全体的にコンパクトに保つ事により可能としている守備である。
また、序盤は、リスクの高いパス(密集地帯で、すぐにクリアせず、繋ぐ)といった意識を感じた。
後半は、一転して、新潟が、タッチ数を少なくし、ピッチを広く、パス回し速くすることで、運動量が、下がった岡山のプレスを掻い潜る形で、攻撃を仕掛けた。
さらに新潟は、攻撃にかける人数を増やして、セカンドボールの回収率を高める事で、波状攻撃を仕掛けてくるようになった。
これに対して、岡山は、ゴール前を固めるとともにクリア意識を高めて、前述したリスクの高いパスを避ける様になった。
加えて、影山 雅永監督時代とは違い、前線に何人か残す事によりカウンターという狙いを持っていた。
ソースは、忘れたが、インタビューで、一人で、決める事が出来る選手が居ないので、複数で、カウンターを仕掛けるという趣旨のコメントをしていた。
実際間延びするというリスクはあるもののフィニッシュまで行ける回数こそ少なかったが、カウンターの回数は、多かった。
ここの部分は、昨季の影山 雅永監督とは、異なる点である。
岡山:1-0:11染矢 一樹(20妹尾 隆佑)
経過
22椎名 一馬のゴールキックを1トップである前線の19片山 瑛一目がけて蹴る。
この22椎名 一馬のゴールキックの精度が高く、19片山 瑛一が、競り勝つというよりは、ほぼフリーで、前方へ頭で出すことが出来た。
一度、3大井 健太郎が、クリアで跳ね返すも、20妹尾 隆佑の前に飛んで行き、ボールがオンの形が生まれる。
その状況に対し、新潟もセオリー通り、ラインを下げつつ対応する。
しかし俊足の11染矢 一樹が、ほぼトップスピードになる時に裏へ抜け出せるフライスルーパスを20妹尾 隆佑が、ダイレクトで出す。
そのパスの落下位置とタイミングが、絶妙であった。
その結果、多少減速するも追いつかれないままトラップまで行くことができ、11染矢 一樹のタイミングまでシュートまで行くことができた。
そのシュートのコース及びスピードとも素晴らしく、しっかりと決定機をものにして、先制ゴールに繋げた。
コメント
岡山の1トップとして昨季敵陣での空中戦の勝率NO.1の19片山 瑛一が、空中戦で、繋ぐ。
そして、シャドーというポジションの狙いであるセカンドボールを拾って、そのまま攻撃に繋げるという形に持っていくことができた。
この得点のケースは、理想的過ぎるぐらい幸運な流れで、20妹尾 隆佑の前にセカンドボールが来たが、そこで、素晴らしいタイミングで、フライスルーパスを出せる視野の広さというのは、流石である。
11染矢 一樹もシャドーという経験少ない中で、FWの選手の様な動き出しとシュートまでの持っていき方を見せ、その結果見事に得点を決める事ができた。
11染矢 一樹のシャドーへの適応性の高さを示す得点シーンであり、恐らく今後は、シャドーが、主戦場になる事が、予想される。
3、試合からチームとしての狙いというメッセージを見出す
3-1:狙いを持った守備とリスクに対する考え方
前線からハイプレスをかけて、パスコースを限定。
そのパスコースの先を狙ってボール奪取からカウンター。
こういった好形を多く作ることができた。
これを可能にしているのが、前線の運動量とDFラインの高さ。
全体的にコンパクトに保つ事により可能としている守備である。
また、序盤は、リスクの高いパス(密集地帯で、すぐにクリアせず、繋ぐ)といった意識を感じた。
後半は、一転して、新潟が、タッチ数を少なくし、ピッチを広く、パス回し速くすることで、運動量が、下がった岡山のプレスを掻い潜る形で、攻撃を仕掛けた。
さらに新潟は、攻撃にかける人数を増やして、セカンドボールの回収率を高める事で、波状攻撃を仕掛けてくるようになった。
これに対して、岡山は、ゴール前を固めるとともにクリア意識を高めて、前述したリスクの高いパスを避ける様になった。
加えて、影山 雅永監督時代とは違い、前線に何人か残す事によりカウンターという狙いを持っていた。
ソースは、忘れたが、インタビューで、一人で、決める事が出来る選手が居ないので、複数で、カウンターを仕掛けるという趣旨のコメントをしていた。
実際間延びするというリスクはあるもののフィニッシュまで行ける回数こそ少なかったが、カウンターの回数は、多かった。
ここの部分は、昨季の影山 雅永監督とは、異なる点である。
その3に続く。
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